スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2009年11月21日

通路、床、壁の仕上げについて


まっさんです。

建物の中には必ずあるのが廊下、出入り口等です。

将来、車椅子を使用する場合に備えて、必要な幅を覚えておけば、いざと

いう時にきっと役にたつと思います。

では、廊下の幅からです。

車椅子の幅は約70㎝位です。

介助者のスペースを考慮すると850mm位とればよいと推奨されていま

す。

出来れば床も滑りにくい素材にしておきましょう。

手すりも床面から750mmの所に設置すれば、車椅子を使用しない場合は

便利です。

この場合、手すりの下地補強も忘れないようにしましょう。

出入り口の幅ですが、扉の幅を入れると約800mmと推奨されています。

車椅子が700mmで、扉の奥行きが200mmと仮定すると、800mmでは

無理がありますね。900mm位必要でしょう。

床についてですが、先ほど少し触れましたが、滑りにくい素材を選択する

事です。

ワックス塗り等した後は、大変滑りやすくなっています。

転んだりする危険性がありますから、コルクタイル等の滑りにくい素材が

よいでしょう。

壁の仕上げで気を付けなければならないのは、出隅(ですみ)部分です。

出隅とは直角に突き出している部分で、当たると危険です。

出来れば面取り(めんとり)して、角を切除するなどの加工をしましょう。

出入り口の建具についてです。

いろいろな種類があります。

まず、開き戸、折り戸、引き戸があります。

開き戸は気密性、遮音性が高く、施錠が容易です。しかし、開閉時に占め

る面積が広いので、衝突の危険性等があります。

折り戸は、手軽な間仕切りに主に使われます。気密性、遮音性は殆どあり

ません。クローゼットの扉等によく使われています。

引き戸は、開閉操作も簡単ですし、必要空間が最も少ないアイテムです。

しかし、気密性、遮音性はあまり高くありません。壁に引き込み用の空間

が必要になります。

このように、部屋の性格にあった建具を間違わないように選択しましょう。

なお引き戸については、取っ手と開口部枠とのあきを30mm位とる必要

があります。

取っ手は、扉から100mm程度の位置につけると便利です。

まっさんでした。


  


Posted by massan&junjun at 12:57Comments(0)