スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2009年11月20日

ちょっと犠牲的精神を発揮してしまいました


じゅんじゅんです

きょう何時も行くクリニックで採血があったと思ってください。

長いまつげの気の弱そうな男の子が係りです。

「刺しますよ。いきます。刺しますよ。。」ってあなた。早くやってよ。

ブスっと刺された感触があるのに「すいません」という。

ああ、血が取れないのね。「他の人にかわってもらいますね。。。」というん

です。そこでなぜか私の口を衝いて出た言葉が「何で?もう一回刺せばいい

じゃない。」「いいんですか?」「今度はちゃんと取れるとこに刺してよ。」

「優しいですね~今日は僕、いろんなひとにいじめられて~」

「痛いもの。刺すんだから。でも、もう一回でばっちり決めてくれたら、

大丈夫。今のは後に響くほどの痛さじゃなかったし。」

「がんばります。」で、また、「刺します、刺しますよ」のあげく、今度は何

とかうまくいきました。

本音を言えば、指名できない以上、刺し手が変わっても、また失敗する確率

が高いのです。私の血管。

いつも一回でばっちり決めてくれるお兄さんを指名したいが指名制はない。

だったら、もう一回刺させて自信をつけさせてやった方が、今後の私の得。

ああいうものは集中力も大事だが、やっぱり自信が大事だと思う。

仕事なのだから、失敗(医療界では不成功と言う言葉を使います(笑 )も

あるだろうけど、自信喪失するくらいなら、「あれ?今のは何?」くらいの

気持ちで、次に成功させればいい。命が死んじゃうような処置じゃないもん

採血なんて。血圧が上がったり、汗かいたり、血圧が下がったりするけどさ。

採血しないと何にもわからないんだから、今の病院は。

それに痛みをさほど感じなかったのには理由がある。痛み止めを飲んでるの。

「ずっと痛み止めを飲んでいてもいいものでしょうか?」「だって現に痛い

わけですからね。」と処方してくれる医師は言うのだ。

「睡眠薬代わりに飲んでもいいんですか?痛くないときでも。」

「痛くなければ飲む必要はないでしょ。」

「五百ミリ処方されてると言ったら、三百ミリでも効くはずだと言われまし

た。」

「じゃあ、三百ミリ袋を手で押さえて飲んでみて、効かなかったら残り

を飲んでみたら」「実験するわけですか。。。」と言うので素直な私は実験して

みました。ものすごく痛かった。。。

依頼、飲んでます痛み止め。一日三回しか飲めませんが、採血前に一回飲め

ばバッチグー。本当は、どんな腕前の人でも喜んで刺したくなるような、

バッチグーな血管が良かったが。そのかわり肉づきのいい腕に、血管の川

は見えません。ちょっとこどものような腕だが気に入ってるの。

このまつ毛の長い男の子は、わたしがみかん色のグラデーッションネイルを

していたとき、遠くから飛んできて、「血が出てるのかと思った!」と言った

子です。おいおい。さすがの私でも、そこまでスプラッタになったら、大人

しくしちゃいられませんてば。

びくびくしていないで、早く、失敗しらずのオーラをまとってほしいので、

もう一回、刺させてあげたというお話でした。

PS  注射が得意だという人に言わせると、針刺しの成功は、「度胸と根性」

にかかっているそうだ。スピードが命らしい。



  


Posted by massan&junjun at 22:09Comments(2)