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2009年11月15日

段差と手すりについて


まっさんです。

バリアフリーの対象となる場所は、普段良く使う場所が対象となります。

例えば、玄関、便所、洗面所、浴室、脱衣所、居間、食堂、寝室等、これは

まったく丸ごと家一軒ですね。

当然、高齢者の方は、出来れば1階に起居出来た方が、何事も便利であるこ

とは言うまでもありません。

それと、寝室と水回りの配置は出来るだけ近づけた方が便利です。

では、まず段差についてです。

段差には3種類があります。

一番目は、「5mm以下の段差」です。

建具の下部にドアの隙間が出来ないように沓摺り部が設けられますが、ちょ

うど5mm位になります。

この5mmの段差につぃては段差がないものとされます。

2番目は単純段差です。

例としては、玄関の上がり框(かまち)や洋間に畳コーナーを設けた場合に

出来る5mm以上の段差です。

この場合は300~450mmの単純段差が出来ます。

3番目はまたぎ段差です。

またぎ段差のある家庭はもうあまりないと思いますが、「よっこらしょ」と

またがないと、移動が出来ない場合の事です。

普段いる場所、特に居間、ダイニング、寝室には段差がないようにしましょ

う。ただし、5mmまでは段差がないものとされます。

もっとも、5mmでも室内で車椅子を使用する方には乗り越えるのに少しば

かり苦労するかもしれませんね。

では、浴室はどうでしょうか。

浴室の出入り口は、浴室内から水が流れ出してこないよう普通段差が出来て

います。この場合、20mm以下の単純段差であれば移動が可能とされていま

す。

次に手すりについてです。

手すりを取り付ける場所は、階段、浴室、玄関、便所、洗面所、脱衣所、居

間、食堂、寝室、廊下などです。

手すりの設置を省いてはいけません。

大切なバリアフリー対策なのですから。

手すりを設置する高さは、床から700~900mmとされています。

身長の高い方は、腰の高さ位が目安です。手すりの形状は、円錐形が主流で

すが、直径30mm~50mmの商品が多いです。

手すりと壁は約30~50mm離します。手を入れるためのあきですね。

取り付けに当たっては出来るだけ連続させなければいけません。

身体機能が不安定な方は介助者がいなければそれ以上進めなくなります。

なお、手すりの端部は衣服などを引っかけないよう壁側または下向きに曲げ

る必要があります。

まっさんでした。



  


Posted by massan&junjun at 10:26Comments(0)