2009年10月03日
建築の規格のあれこれ
まっさんです。
普段、生活しているとなかなか気がつかない場合が多いのですが、家の構造
は建築基準法という法律によって、建て方や間取りの方法が規制されていま
す。
まず、天井高です。
身長が160㎝の人が垂直に手を伸ばすと200㎝のところまで届きます。
ま、たまに手が長い人がいるかも知れませんが、平均するとそんなところで
しょう。
住宅の天井は、建築基準法によれば、210㎝と決められています。
しかし、こんなに天井が低くては、圧迫感が強すぎて暮らしずらいでしょう。
一般的には240㎝位が平均的でしょう。
しかし、建築基準法ではそう規定されているのです。
次に、ドア関係です。間口の建具に使われますが、引き戸、開き戸などいろ
いろな種類があります。
天井高と密接に関連がありまして、一般的には200㎝くらいが平均的でしょ
う。しかし、建築基準法の規格で作ってしまうと、建具の高さも30㎝位の
あきが必要ですから、逆算すると180㎝位になります。
日本人の身長も、平均すると170㎝位ですから、少しこの規格も変更の時期
にきているのかもしれませんね。
ついでですが、ドアノブの高さですが、立位作業点なるものが決められてお
りまして、ドアノブの高さは90㎝となっています。
ちなみに、襖の引き手が72㎝、電灯のスイッチが120㎝などとなっていま
す。
また、塀と棚の高さについてですが、つまずきやすい段差の高さが2~20
㎝位、またぎにくい柵の高さが60㎝、窓台の高さが100㎝、標準的な手す
りの高さが110~120㎝です。
このほか、ベランダ等転落の危険がある部分の手すりの高さが110㎝以上、
手すり子の間隔は110mm以内などとなっています。
しかも、手すり子の並べ方は横にすると階段となってしまって、子供が登っ
てしまうなど危険ですので、縦に並べることとされています。
優良住宅部品認定制度には廊下用の手すりは1m当たり300kgの荷重に耐え
るよう設計する事とされています。
また、窓の手すりやベランダは、150kg/mの荷重に耐える事が定められてい
ます。
規格は守られなければいけませんが、日本人の体の変化に応じて、規格も
変化していかなければいけませんね。
まっさんでした。
普段、生活しているとなかなか気がつかない場合が多いのですが、家の構造
は建築基準法という法律によって、建て方や間取りの方法が規制されていま
す。
まず、天井高です。
身長が160㎝の人が垂直に手を伸ばすと200㎝のところまで届きます。
ま、たまに手が長い人がいるかも知れませんが、平均するとそんなところで
しょう。
住宅の天井は、建築基準法によれば、210㎝と決められています。
しかし、こんなに天井が低くては、圧迫感が強すぎて暮らしずらいでしょう。
一般的には240㎝位が平均的でしょう。
しかし、建築基準法ではそう規定されているのです。
次に、ドア関係です。間口の建具に使われますが、引き戸、開き戸などいろ
いろな種類があります。
天井高と密接に関連がありまして、一般的には200㎝くらいが平均的でしょ
う。しかし、建築基準法の規格で作ってしまうと、建具の高さも30㎝位の
あきが必要ですから、逆算すると180㎝位になります。
日本人の身長も、平均すると170㎝位ですから、少しこの規格も変更の時期
にきているのかもしれませんね。
ついでですが、ドアノブの高さですが、立位作業点なるものが決められてお
りまして、ドアノブの高さは90㎝となっています。
ちなみに、襖の引き手が72㎝、電灯のスイッチが120㎝などとなっていま
す。
また、塀と棚の高さについてですが、つまずきやすい段差の高さが2~20
㎝位、またぎにくい柵の高さが60㎝、窓台の高さが100㎝、標準的な手す
りの高さが110~120㎝です。
このほか、ベランダ等転落の危険がある部分の手すりの高さが110㎝以上、
手すり子の間隔は110mm以内などとなっています。
しかも、手すり子の並べ方は横にすると階段となってしまって、子供が登っ
てしまうなど危険ですので、縦に並べることとされています。
優良住宅部品認定制度には廊下用の手すりは1m当たり300kgの荷重に耐え
るよう設計する事とされています。
また、窓の手すりやベランダは、150kg/mの荷重に耐える事が定められてい
ます。
規格は守られなければいけませんが、日本人の体の変化に応じて、規格も
変化していかなければいけませんね。
まっさんでした。
Posted by massan&junjun at
19:29
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