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2009年10月04日

階段の寸法やリビングの家具の置き方について


まっさんです。

私の家は、2世帯住宅で2階建てです。

共用玄関から2階に上がる場合、階段を日常的に使うわけです。

いつもは意識しませんが、この階段についても建築基準法によってサイズが

規定されています。

まず、幅は75㎝以上、蹴上げ(段差の事です)23㎝以下、踏面15㎝以上

と決められています。

この寸法で階段を作ると、急階段になってしまいますから、ユニバーサルデ

ザインで作る場合は、次の算式により設計されます。

550mm<=T+2R<=650mm、T>=195mm、勾配6/7以下とされています。

この算式の中でT(Tread)は踏面の事です。R(Raise)は段差です。

数式だけではちょっとわかりずらいですね。

仮に踏面を成人男子の足のサイズに置き換えると、平均270mm位ですから、

それにあきを70mmとるとすれば、340mmになります。

そうすると、蹴上は550-340=210mm位になります。

高齢者がいる場合は、勾配をやわらかにしたり、踊り場を作るなど、本人の

健康状態や足腰の具合等も十分に考慮する必要があるでしょう。

また、階段の形状ですが、回り階段は転落の恐れがありますから、避けまし

ょう。

階段の上り口や下り口には居室や便所等を配置しない事が重要です。

また、階段には手すりを設けなければなりません。

手すりの高さの規定はありませんが、850mm程度が適当とされています。

次に、リビングの家具の配置についてです。

このリビングの家具の配置は、我が家でも大変難しくて、頭を悩ませていま

す。

インテリアコーディネーターが言う言葉ではありませんが、その家具の持つ

ウエイトとその機能を100%生かすための配置は大変難しいのです。

あくまでも、一例ですが、居間におく家具で対向するテーブルと椅子の面積

は幅650~900mm位、奥行2200~2700mmくらいです。

椅子が700mm四方×2セット、テーブルが幅600mm,奥行300mm,テーブ

ルと椅子のあきが50mm。少し大ぶりなセットですと2割増しで計画すれば

よいでしょう。

もっとも、椅子やテーブルの形状にも気をつかわなければいけませんね。

これが四人用ともなれば、幅2200mm×奥行2700位が必要です。

大切な居室ですから、じっくり平面計画をたてましょう。
まっさんでした。


  


Posted by massan&junjun at 12:44Comments(0)