2011年01月07日
リフォームの決め方1
まっさんです。
今年は寒い日が続きますね。
皆さん、風邪にはくれぐれも気を付けて下さい。
さて、本日はリフォームについて考えてみたいと思います。
リフォームといってもその内容には様々な内容が含まれます。
簡単なものもあれば、本格的なものもあります。
そこで、リフォームに当たっての基本的な考え方を整理してみたいと思い
ます。
まず、最初にするのが、リフォームの対象となる住居の現状を把握すると
云う事です。
築年数や過去にリフォームをした事があるかないか、また、傷み具合等も
出来るだけしっかりと見ておきましょう。
もしも、リフォームの内容が設備の改善を超えて、躯体の補強といった内
容になれば、本格的な増改築となってしまいます。
金額は簡単にはだせませんが、かなりの高額となる危険性もあるわけです
から、現状把握することは重要なのです。
また、対象の住居の平面図、設備図などがあればそれも必ず用意しておき
ましょう。
では、まず簡単にリフォームする方が得か、建て替えの方が得か、例をあ
げて考えてみましょう。
1. リフォームの方がいいケース。
① 簡単な設備の交換の場合等。
② 壁紙の交換等内外装を張り替える場合等。
③ 和室から洋室への変更等、その逆もあります。
④ 築年数が浅いが、ちょっとした模様替え等がしたい。
⑤ リフォームをしたいのだが、増改築といった本格的なリフォームをする資金がたりない
⑥ ローン返済中のため、新たな資金調達のめどがたたない。
⑦ 既存不適格建築物で、建て替えると建ぺい率、容積率とも現状が維持できない。
⑧ 住居環境にも順応しており今の暮らし方を出来るだけ続けたい。
以上がリフォームを選択した方が良いケースです。
3. 建て替えを考えた方が良いケース
① リフォーム費用が高く、新築した場合と変わらない場合。
② 耐火建築物への改修が必要な場合、新築した方が安くなる場合。
③ 角地の場合は容積率の緩和があり、建て替えた方が大きな家に住む事が出来る。
④ リフォームをしたいが、構造上取り外せない柱や壁があるケース。
⑤ 築年数が古い場合、リフォームよりも建て直した方が価格が安い場合。
⑥ 地盤が軟弱のため、基礎から作り直したほうが良いケース。
⑦ 周辺の建物が高層化してしまって建て直した方が、生活環境がよいケース。
以上が建て替えた方が良いと思われるケースです。
リフォームは、建て替えに比べれば安いものの、無視できない金額がかかり
ます。
慎重に考えて、失敗のないリフォームをしましょう。
Posted by massan&junjun at 22:18│Comments(0)