2010年10月20日

嗚呼 とうとう。。。

 

手を出してしまった!スーパー源氏に。。。


じゅんじゅんです


積読もぜ~んぜん解消してないのに! 

世田谷文学館にも行けてないので きのうは「森家のこどもたち」なんか

読んでしまったしicon153

 本日も ぜこぜこ「大人の喘息??」状態で これ以上長引くようなら

風邪薬では駄目か?と今朝の新聞記事をみて眉間にしわ状態 

ショートに行ってるパパ君のお見舞いにも行かねばならんのだが

でも 気温19度の曇天 風邪も治さねば

混乱する頭で 入浴し(湯ざめ厳禁 もう外出は無理 icon196

CSをつけると グレン・クロース ジェレミー・アイアンズ怪演(ジェレミー 

これでアカデミー主演男優賞!)の「運命の逆転」放映中

思わず見入って 終わりまで見る(3回目くらいです 見たのicon41

グレン・クロース演じる 「サニー」は28年間こん睡状態?!で

2008年だかに亡くなったのね 76歳で。。。(ネットってなんでも

調べられるわねえ)

ということは ジェレミー演じる夫に「あなたは意気地なしよ」

(吹き替えなの 原語ではなんて言ってんだか こりゃもう一回見るなface07

とか ねちねち絡んでたが あの時点で76-28で 48歳!!

夫は年上なのよ~(6つだか8つだか定かではないが)

勘弁してやれよ~ お金持ちなのに同じ寝室同じベッドで寝るの

お互い耳栓して。。。

寝室別にして 仕事させてあげなよ~ と 前に見たときは思ってたな

今もそう思うけど。。。「サニー」グレン・クロースの切なさ やるせなさも

わかっちゃうんだなあ 辛いんだよねえ かまってちゃんになっちゃうのも

わかるんだよなあ

私は富豪でもないし~ 可愛がってた子供が育ちあがったわけでも

ないけど~

「かわいいおばあちゃんに なりたいの はあと」てな気分に

なれないのはどうしてなの~?!

「サニー」は朝9時半に起きて(すでに社会人として主婦として失格よね

でもいいの 大富豪だから)少し運動して ショッピング

15時にはベッドに入る。。。ベッドに横たわる=何よりも好きなこと

腎臓病の森茉莉さんみたいな生活 ええ茉莉さんはダイヤモンド

(類の筆によると それは母 志け のもので あったということだ)

売ってからは 寝そべってはいても 書いてましたから「小説」などを

砂糖まぶしたチョコレート齧りながら

「サニー」は麻薬中毒じゃないけど 鎮静剤 睡眠薬 アルコール

そして大量の下剤とアスピリンで生きてた

毎日24錠の下剤は 少女時代 肥満だったからだと。。。

なんか 生きたいの?死にたいの?みたいな生き方だ

思い出すなあ 「プア・リッチ・ガール」のバーバラ・ハットンを。

「サニー」は「2回目の離婚」を恐れていたけど、バーバラなんか

「さて、ケーリー・グラントは何人目の夫でしょう?」なんてクイズに

出されても、あれ?3人目だっけ?4人目だっけか??なんて定かでない

ほど結婚してるが、彼女も確か最初の夫に「君は太ってる」

と言われてから 固形物を口にしなくなった?!とか 壊れちゃってたから

さて どちらがタフでしょう なんて 比較もできない。

ドフトエフスキー あんたは偉い!!

幸福な家庭は一様に幸福だが 不幸な家庭はそれぞれ(様々だっけ?)

不幸なんですのね。

このふたりは「家庭」どころの騒ぎじゃない。

バーバラは「ママは私を残して死んじゃった」だし。そう!

死体の第一発見者が彼女だったんです。悲惨

「サニー」も、「私に遺産をくれるからって、私の人生まで支配させない」

(そう。彼女がこん睡状態になっているときまだ母親は生きていた)

とか言ってます。

ふたりとも アメリカでは とっても有名で、たぶんタイムリーに

ゴシップ欄の常連だったんでしょうけど、悲しいかな極東の島国の住人は

「ソロモン流」いうところの「賢人」が「本」にしてくれないと

詳しいことどころか 中くらいのことも分かんない。

ウィキで満足できなけりゃ、「本」を探すっきゃない。

で 行き着いたのが川本三郎著 「忘れられた女神たち」

嗚呼 とうとう。。。


女神たちの一人の写真です 誰だと思いますか?

これがバーバラ・ハットン??賢そうじゃ~ん

21世紀なら ハーバードかオックスブリッジで博士になってるんじゃない?

それともなんですか?富豪は働かなくていいから学問もできないの?

どうしてスポーツとか学問とかに打ち込めないかなあ

金持ちすぎてわがままでお友達ができないと 心の安定が

保てないんですか?

その前に やっぱり親子関係安定してないと 人生成功出来ないん

ですか?

バーバラには父も祖父も叔母たちもいたのに、誰も責任もって養育

(金銭的に面倒みるという意味ではなく 躾け・教育・教養を与える意味)

してくれなかったのでしょうか。

バーバラには兄弟も、同じくウールワースを祖父に持ついとこもいない。

だからって、責任もって養育されないなんて、6歳にして遺産相続人と

しての人生だけなんて、やっぱりかわいそうを通り越して異常。

今みたいに、「子供の人格」とか「健やかな成長」とかいう

概念が発達してなかったんでしょうかねえ。

彼女たちは、たぶん、10代後半で、社交界と言うところにデビューして

あとは恋愛という狩場のハンターを装った獲物になってしまったんでしょう

平成日本のお嬢様たちみたいに、大学院に行ったり博士号とったり

起業したりしなくても、有り余る財産と自由のせいで、自己実現した気に

なってしまう。ところが、夫の裏切り(「君は太ってるね」か

そのくらいで 食生活狂っちゃうのはやっぱり弱いんだな精神が

まあ拒食症の大半はこれが原因らしいが)だって獲物だから。。。

教育って要するに 親に愛されなくとも 夫に愛されなくとも

己を保っていられるすべを教えるってことなのかな。

少なくとも「愛され方」を教えるものではないと思う。

教育って まず 存在を認めて尊重することなんでしょう。

夫に愛されないからって 子供の前で自殺しちゃうなんて

一番いけないよなあ。。。だけどそんなに夫に依存しちゃうって

やっぱり育てられ方間違ってるんだろうなあ。。。

とか、どうどうめぐり。

「忘れられた女神たち」は20年代から50年代の女優やセレヴを

何人かとりあげた伝記・評論みたいです。

写真も楽しみ。

でも、明日こそ、パパのお見舞いに行こうっとicon16





Posted by massan&junjun at 17:57│Comments(0)
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