2010年01月10日

固体伝搬音


まっさんです。

さて、マンションで夜中自分の家族以外の話し声や物音が突如聞こえてくる

ことがあります。

これは、配管や構造体が振動することで、音を伝搬させるものと考えられる

そうですが、現在未だはっきりとした原因は解明していないそうです。

あまり大きいと少しこわい気がしますね。

では、この音とは一体どういう特質、性格があるのでしょうか。

3つの特質があります。

第一が、音の大きさです。

よく音を測る場合の単位としてデシベルが使われるのはご存知の方も多い

と思います。

ただ、音の大きさを機械で測って、この音が10デシベルだと聞いて、こん

なものかと思われる場合が多いと思います。

この10デシベルという音の大きさって一体どうやって決められているの

でしょうか。

あまりそんな事は関係ないって。・・・。

まあ、そうおっしゃらずに一つ聞いてやって下さい。

デシベルとは音のエネルギーの比率の対数をとった数値です。

ですから、音のエネルギーが2倍になると3デシベルがカウントされます。

4倍になると3+3で6デシベルになります。

10倍になると10デシベルがカウントされます。

結構、計算が面倒なのです。

音ってまた離れれば普通だんだん聞こえなくなっていきますよね。

これを、音源からの距離の2乗に反比例すると定義されています。

よく電車の中で、ノイズキャンセィングイヤホンを使っている方がいらっし

ゃいますが、これは音楽と電車の騒音の間に15デシベル以上の差がある時、

小さな音の影響を無視する現象を応用したものです。

マスキングともいいます。

音の大きさの説明が長くなってしまいましたが、次は音の高さです。

音の高さは周波数の大小によって決められます。

人間の耳には20~10000Hzの音が聞き分けられるといわれています。

しかし、低い音程の音は聞き取りにくいものですよね。

この関係を曲線化したものが等ラウドネス曲線です。

一番聞き取りやすい周波数帯は4000Hz辺りといわれています。

第三が音色です。

周波数が混合する事によって人間の耳に感じられる音の性質が違ってくる

のです。

音ってこうみてくると意外とわからない部分が多いようです。

まっさんでした。


固体伝搬音



Posted by massan&junjun at 09:15│Comments(2)
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願い致します
Posted by 倉石一成倉石一成 at 2010年01月10日 22:47
倉石さん

明けましておめでとうございます。年初からお仕事大変だと思いますが、

頑張ってください。おっと、お互い頑張りましょう。
Posted by まっさん at 2010年01月11日 10:43
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