2010年01月09日

換気法のいろいろ


まっさんです。

普段、窓を開ける事が換気と考える方は沢山いらっしゃると思います。

しかし、この換気というのは、思った以上に沢山の換気法があります。

例えば、自然換気、機械換気は代表的ですが、自然換気の方法にも複数の換

気法があります。

効率の良い換気法を覚えておく事は、長く家に住み続ける上で大事な事です。

皆さんもより良く応用してください。

さて、自然換気ですが、この換気方法も二種類があります。

それが、風力換気と重力換気といわれるものです。

まず、風力換気ですが、室内外の風力の圧力差によって発生します。

つまり、換気量は室内外の圧力差の平方根に比例する。

・・・ウーム、どうもわかりにくいですね。

要は、風速と換気量が比例関係にあるという事です。

これだとわかりやすいでしょ。

また、窓の面積の大きい方が、当然換気量が多くなります。

そして平面図を見た場合、南北に開口部があった方が、換気量が多くなるの

も良く知られていますね。

さて次は重力換気ですが、温度の高い空気は浮力が働いて天井近くに集まる

のも良く知られています。

それは冷たい空気が暖かい空気を押し上げているのです。

これを、室内外の温度差の平方根と換気量は比例関係にあるといいます。

床面と天井近くに換気口を二か所設けることで成立する換気法です。

冬の期間はこの下部低温、上部高温の状態ですが、夏はこの反対になります。

つまり夏季は天井部の暖かい空気が冷たい空気を下部の換気口から押し出

すといった仕組みが成り立ちます。

先人たちは昔からこの理屈を応用していたようですね。

機械換気ですが、1種から3種まであります。

一番換気量が多いのが1種換気です。

送風と排気とも機械換気が行われます。

2種は、送風機が空気を送り込む事によって、室内が正圧となり隙間風が入

りにくくなります。

応用例が病院の手術室ですね。

排気口は自然排気となります。

3種は2種と反対で給気は自然給気で、排気が機械換気になります。

代表的なのが、トイレの換気です。


換気法のいろいろ



Posted by massan&junjun at 09:43│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。