2009年10月31日

ダイニングと水回りの考え方について


まっさんです。

ダイニングは、キッチンと密接な関係がある空間です。

しかし、これほど配置計画が多様なのも驚きです。

まず、キッチンとダイニングが密接に配置される場合とはどういう場合でし

ょうか。

昔、公団住宅のキッチンとダイニングの配置は、空間的に一緒のタイプにな

っていました。

つまり食事を作って、そのすぐ横にダイニングテーブルがあるわけですから、

非常に効率的ですね。

こういうタイプの事を、「オープンタイプ」といいます。

また、空間的には、同じようなタイプで、キャビネットやハッチ付きの間仕

切り家具でキッチンとダイニングを分割するタイプがあります。

これがセミオープンタイプといいます。

このセミオープンタイプの中で、家具をダイネットカウンターに変えたもの

が「対面式」といわれるものです。

この対面式といわれるものはモーニングカウンターともいわれ、キッチンか

ら直接配膳でき、簡単な食事がとれるようになっています。

セミオープンタイプを採用する場合はキッチンで作業する人とダイニング

にすわっている人との目線がどうしても違ってしまいますから、アイレベル

を調節させる工夫が必要です。

例えば、カウンターを高くしてハイスツールに腰かけるようにします。

次に、水回りです。

水回りは普通キッチン、ダイニング空間、ユーティリティ、サニタリーと関

連しています。

ユーティリティはキッチン空間と関連させる場合は、サービスヤードを設置

する事をお勧めします。

キッチンから出たごみを処理したり物干しに干したりいろいろな作業をこ

の場所で行うことが可能です。

動線を整理する事によって、家事の負担を軽減させる事は重要ですよね。

また、サニタリーは、なくてはならない設備ですから、そこに付加するもの

は、設備の交換のしやすさやゆとりを感じ取れる事が大事です。

まっさんでした。


ダイニングと水回りの考え方について



Posted by massan&junjun at 14:46│Comments(0)
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