2009年07月29日

いつもきれいで

じゅんじゅんです

さだまさし の 関白宣言の歌詞の中に♪いつもきれいでいろ~という

のがありますよね。♪出来る範囲で構わないから~ って続くのが気に

入らないんですけど。

それは優しさでなくて、経済的縛りに聞こえる。今一瞬、啓示的って変

換されそうになった。そっちでもいいか。

モデルとか女優がなんできれいか、わかりますか?

きれいがお仕事だからです。彼女たちだっていつもきれいでいるひとば

かりではありません。むしろ自宅では人前できれいでいるための、白鳥

の水面下の水かき泳ぎで忙しいことでしょう。

その姿は。。。いいとこカシミアのスエット姿でしょう。

きなこはちみつぱっく とか、休足貼りまくりの生足とか、およそ百年

の恋も冷める様相でお手入れ中なことでしょう。

「いつもきれいでいろ」というのは、「おれの前では準備中」という状態

を想定してない点で甘いし、「費用は俺がド~んと持つ」とは宣言してな

い時点ですでに非協力的。

その点まっさんは偉い男で「あんまり、きれいにならないでね」と結婚

する時言われた。。。「何で?」と思ったが、そうだよな。。。。

家はきちんときれいに整えて欲しいが、女房は家の中ではいつもきれい

の準備中では嫌だよなあ。。。

それにそういわれると、かちん、ときて、「きれいになりたいもん!」

と思うし。そんなに恐れるほど費用と時間を使わなくてもきれいでいら

れる素地はあるもん。。。と思いたい。。。

いやあ10年経って、本当に女房と畳は新しい方がいいよな と、ひと

りごちてしまう今日この頃。何はさておき、美容院で白髪染め(若白髪

とは言えないと友人に注意された30代後半から)とヤマノアイコでの

ジェルネイルは欠かさない。

ジェルネイルでフレンチができるようになって、主婦には本当に喜ばし

い限りだ。

ところが人間、いつもきれいでいるためには、便利で長持ちなジェルネ

イルでなくいつでもさっとオフできる普通のネイルを塗っておいた方が

いい時があることに気がついた。

病院でいろいろ治療を受けるときや、危篤状態の知人がいてお通夜お葬

式にはエプロン持参で手伝いに行かなきゃならないときとか。ある程度

予測がつくときには3週間持つジェルネイルは、すぐはがすことになっ

てももったいない。自分ではがすと時間がかかるし爪も痛む(気がする)

いつも無難な色を塗っておけばいい?それはおしゃれとは違う。

身だしなみではあるけれど身だしなみだけでいつもきれいでいるという

のは、本当に高度な領域なのだ。目を引くかわいい!ぬきできれいに見

せることのできるほど美が備わってるなら、友人も白髪染めを強くすす

め(強要という 笑)たりしない。

若さを標榜する、という技を使わなければ、見られたものではありませ

んよ、という領域に私はいるのだ。しかもここは若作りするとかえって

危険ですよという領域でもあるアラウンド50だ。

そして何より「その程度の常識もないの?」と責められることがあって

はならない領域でもある。

泣いて謝っても醜いだけで同情を引かないのだ。5歳児ではないし14

歳の美少女でもない。何かあってめそめそしたくなった時、そう考えて

ぐっと涙をこらえるのが、アラ50の美学だ。

日ごろの努力は絶えまざる予測の連続で、いつもきれいにはそれだけの

鍛錬が必要なのだと思い至った次第である。


いつもきれいで



Posted by massan&junjun at 22:54│Comments(0)
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