2009年12月12日
ICプレゼンテーション試験 製図の試験のこつについて
まっさんです。
午前中、論文試験の心構えについて私なりの心構えをまとめました。
午後は製図試験についての心構えについてまとめます。
製図の試験は140分あります。短いような長いような中途半端な時間ですね。
もっとも、私が受験した昨年度の試験では、バースの作図と着彩に時間一杯
かかったので、まずは冷や汗たらたらもんの体験を致しました。
これは嘘や大袈裟でいっている訳ではありません。
では、始めましょう。まず、問題が配ばれたら、全体をまず見渡しましょう。
どういった図面が要求されているのか、じっくり見て下さい。
昨年は、平面図、一消点バース(着彩)、家具の断面図、内装材の選択表の
記入でした。IC試験の設計では、要求される構成要素がたくさんあります。
ですから、まずはじっくり問題をみながら、必要な部材にナンバーを付けて
書き忘れがないようにしましょう。ここまでに10分を費やして良いのです。
試験会場は極度の緊張感が蔓延しています。雰囲気に飲まれてはいけませ
ん。
問題用紙の横にスペースがあります。解答用紙にすぐ図面を描くのではなく、
そのスペースを使って、エスキスを書くのです。エスキスとは、図面の下書
きの事です。しかし、平面図の縮尺は間違わないで書いて下さい。
その際、早くエスキスに平面図の外枠と内枠を引く方法ですが、問題文に
ある図面を下書きにしてなぞるのです。サイズを測って引いて書くよりよっ
ぽど早く書けますよ。
エスキスには要求された部材の番号とサイズ(三角スケールの縮尺にあわせ
た線)を記入します。このサイズを引く作業は手を抜かない方がいいですよ。
試験用紙に書く時、サイズが異なっていたら、プレゼンテーション試験では
減点対象となる場合があります。
この説明は長くなってしまいましたが、30分位で仕上げましょう。
問題の通読から約40分位を説明しました。
そして、いよいよ試験用紙に作図を始めます。
昨年の場合4図ありましたから、平面図から仕上げていくのが無難でしょう。
エスキスの図面を参考にしながら、作図していきます。
くれぐれも問題の中にかかれている要求部材の取りこぼしがないようにし
てください。平面図の作製が終わったら、次は簡単なものから仕上げていき
ましょう。
今年は、アイソメ図が出るような予感がします。何故なら、着彩をするのに
向いた図面だからです。でもこの図面作製は時間がかかります。
家具の断面図か、構成部材の種類を記入していく問題からどんどん解いて
いきましょう。
作図に約80分かけます。
そして、着彩です。10分で仕上げましょう。
そして、あと10分が見直しです。
後で必ず忘れていた部材が見つかったり、縮尺が違っていたなどというミス
もあります。
実は私も、見直しで、縮尺のミスを見つけました。あせって直しました。
兎に角、問題を全部書きあげる事が大切です。歯を食いしばって頑張りまし
ょう。
なお、トイレは行けますが、そんな時間はありませんよ。

Posted by massan&junjun at
15:29
│Comments(4)
2009年12月12日
ICプレゼンテーション試験受験の心構え
まっさんです。
昨年の今頃、私も試験準備にいそしんでいました。今年度の
試験は明日行われます。
試験に当たっての心構えなどをまとめてみたいと思います。
試験1日前ですから、当然の事ながら風邪などを引かないよ
う健康管理に気を使って下さい。
試験場では、製図試験の時、顔を下向きになって書く訳ですから、
鼻水などが出ているときついですからね。
では、まず、論文試験からです。受験時間は80分です。
この時間配分はだいたい次のようにしたらいかがでしょうか。
最初の10分間は問題を精読します。
この時、頭の中で思いついた単語があれば、問題用紙の端に
書き込んでおきます。
次の30分は、論文の原則である起承転結のうち「起・承」を
考えます。
「起」は、序文で、問題の中の解答部分のアラカルトを簡単
にまとめます。
「承」は展開部分です。なるべく自分がICになったつもりで
何種類かの解答パターンを用意して下さい。
これが、「転」の時の材料になります。
「転」では、いろいろ述べてきた事柄に対するオプション
(別の考え方)を書きます。
そして、最後は「決」です。まさしく、結論です。
「転」に20分・「結」に10分。
残りの10分で見直しをするとよいでしょう。
私は昨年、全文を下書きして、解答用紙に書きなおし、
時間が危うく足りなくなるところでした。
こういうことは、やらないほうが、いいでしょう。
ですから、上に書いた時間配分の中で、「起承転結」
それぞれの文章を書いてしまってください。
最近の傾向は、キーワードの中から自分の好きな語句を
選んでその語句を説明するといった形式の試験となって
います。ですから、模範解答といったものがありません。
ですが、その解答を採点する人はインテリアのプロです。
プロの目からみて、ICとしての立場にあった内容の文章に
してください。
製図試験については、午後アップします。

Posted by massan&junjun at
10:39
│Comments(2)