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2012年12月25日

クリスマスイヴにレ・ミゼラヴル






じゅんじゅんです


クリスマスイヴにプレミアムシートを夫婦50割引で映画はレ・ミゼラヴル

な~んてクリスマスイヴらしいんでしょ

でも上映時刻は朝9時から 正午に終わるも どこかレストランにでも

行こうかというまっさんを横目で見て クリスマスイヴに予約なしでどこにも

寄るもんじゃありません とっとと帰ってきました

チキンもケーキもスパークリングワインも23日夜に姑と3人ですませてるし

プレゼント交換は例年しないし(何度かプレゼントあげたけど ついぞ

帰ってきたためしなし そういえばボーナス出たら現金で2~3万くれますね

100年貯めたら アルハンブラのネックレスが買えますね)

毎年 ふてくされて迎えるクリスマスですが 今年はレ・ミゼラヴルの

おかげで 少しく 敬虔な気持ち

映画の感想行きますよ


ミュージカル映画なので 皆さんさすがの歌唱力(家に帰ってからTVを

つけると またOOコが ところどころふらつく音程で がなって歌ってました

レ・ミゼラヴルのエンドロールでずらっと並んだヴォイス・トレーナー

の名前を思い浮かべるまでもなく トレーニング積んで来いと

マツコデラックスの代わりに私がいつでも言ってあげます)なんですが

欲を言えば ジャン・バルジャンからベジャール フォンティーヌから

コゼット 学生たちの歌まで みんな優等生的きれいな歌声なんですよ

マイ・フェア・レディーの親父の「運が良けりゃ」とか

恋の手ほどきの 老貴族の「もう若くなくて幸せ」みたいな

ああいう歌がないです(っていうか それほど年輪ある味のある役の

出番がないです 宿屋の夫婦の歌もはじけてないし マリウスの祖父

の歌声もちょびっと)

まっさんなんか フランス語じゃな~い!とか 不満を言ってるし

(原作ヴィクトル・ユゴーで フランス王政復古後のお話でも

ミュージカルにしたのは英語圏なので 役者もオーストラリア人とか

ま ラ・マルセイユーズじゃないですからね

赤と黒の革命歌も 舞台ならもっと盛り上がるんだろうな~なんて

思ってしまった)


子供の時読んだ ヴィクトルユゴー原作 ジャンバルジャンのお話は

邦題 ああ無情

私の脳内ジャン・バルジャンは やっぱりジャンギャバン?

力持ちのお爺さんから ヒュー・ジャックマンは思いつかないですよ

ベジャール役のラッセル・クロウもイメージとちがうんですが

ベジャールの葛藤 歌声 場面 は 映画的手法を駆使してて

迷いなく追いかけてるときは 綱渡りよろしく 建物の屋上 の端ぎりぎりを

すいすい歩けるのに 迷いが生じると。。。なるほどの演出でした


今回の映画の題名は レ・ミゼラヴル ミゼラヴルは複数形でした

英語的に読むと ミゼラルヴズ になるところです


だから主役は ジャン・バルジャンひとりではなく 

ミゼラルヴズ みんな ということで


プレミアムシートの場内は 異常に寒かったです

クリスマスイヴ以外は他のスクリーンを使うようです レ・ミゼラヴル

あまり使われない場内 空調に職員は無関心

5人に一人は 鼻水啜ってました 私も全身おこりが来たように震え

コートを着て鑑賞 で余計に優等生的革命歌に もっと滾れよ!

熱くなれよ!って 思っちゃったのかもしれません


おまけに 自由と平等を手に入れた我々は 怠惰で滅びるんかな

と思ってしまった

ロードショーが1000円で観られるいい時代なのか

従業員はチケットもぎって ただ観を取り締まるだけで 快適に鑑賞

できるような環境設定にまでは気が回らない それでサービス業と

言えるのだろうか 否 映画館がサービス業だという実習もうけてないんと

ちがうかな

外気温とさしてかわらない温度で コート着こんで鼻水の合唱とともに

観るんでは プレミアム・シートの価値もなにもないです

一昔前なら だれか文句言いに飛んで行ってくれるんですけど

みんなトイレに行ってくる以外は とにかく映画を見ることにしたみたい

でした

サービスをする側も受ける側も 怠惰でしょうか 情熱を持って仕事しない

し 秩序を愛して苦情も言わない もうあきらめてるんですかね

そのうち 映画の中の宿屋のように なっちまうんですかね


で 寒いな 帰ったら抗生物質のまなきゃ とか考えながら観ていた

私を含む観客が 感情移入しまくったのは エポリーヌでしょう


ジャン・バルジャン エポリーヌも連れて行ってやれよ!


小悪党の居酒屋夫婦は 娘が死んでも どっこいたくましく悪党のまま

それはいいけれど フォンティーヌがバルジャンを迎えに来る場面で

フォンティーヌの影がうつるのは やばいんじゃないの?


マリウスとコゼットは幸せになりました で 満足しなきゃダメかな?

クリスマスだし

でも じゃあジャン・バルジャンの人生は何?


彼の使命はコゼットを幸せにすること?

ベジャールが悩んだように 罪は許されるのか?

こんな世の中でいいのか諸君! というヴィクトル・ユゴー先生の

執筆動機のお怒りに 思いをはせる結果になるだけ やっぱり

名作・ミュージカルと 言えるんでしょうか


それから 建物の中からバリケード用に家具は投げてやるが 軍隊が

来たら玄関の扉を閉じる パリ市民のしぶとさしたたかさ

ヴィクトル・先生 恐ろしいですね人間って

そして革命の先鋒は 貧しい者たち・無学な者たちではなく

金があるないではなく 知識欲と自由をもった若者なんですね


映画は安く見られるけれど もう少しお金を出して 舞台版を観たく

なりました

白血病で死んだ あの歌手が演じたのは フォンティーヌか

エポリーヌか どちらだったでしょうか


今回の映画の エポリーヌ役の歌声を聴いて 彼女のことも

思い出しました


それからこの映画でも サウンドオヴミュージックでも思ったんですけど

修道院という空間の 治外法権的存在 必要じゃないかと思いましたね


もっとも 病院=修道院という時代に 生きてなくて幸せなんでしょう

あれだけ過酷な一生ならば 身分制度ならば 宗教が発達して当然

おまけに法が未発達ですから(ベジャールが悩んでるとき だって

法が適正かどうか まず考えなきゃって 冷めてた現代人の私)


ナポレオン法典はどうなってたんだろう

王政復古したらナポレオンの業績も一時うっちゃられてたのか


パンを盗んで5年の刑 あと15年は脱走の罪 19年目に仮保釈ですと

それにどうやって 市長になれたんですか?

ユゴー先生はそのへんはどう書いてるのかな そこはエンターテイメントだ

追求するな なんでしょうか


まっさんいわく 今年一番おもしろかった

そうですね テルマエ・ロマエとかとは毛色が違いますし

長い上映時間も じゅうぶん堪能しました


しかしモリシゲの屋根の上のヴァイオリン弾き(長女の役が倍賞千恵子)

を観た時の しきたりの歌 の歌声の盛り上がりとアクッションで

体が熱くなった ああいう感じは 今回の映画ではなかった

寒かったせいではないだろう

エポーリーヌの場面では 何度か涙を流しました

フォンティーヌは。。。わたくし 冷たいでしょうか

あまり同情できなかったな

恋の遺児を他人に預けて それが悪人だったから。。。ということだけど

男に捨てられてもまた帰ってきてくれるなんて夢見てるから つけこまれる

んだと 思ってしまうな もちろん子供をつれては働けない 保育園も

ないんだし

つやのある髪にピンクの服で女工しちゃだめでしょ ひとより器量が

よけりゃ 男のように髪を短くして 顔に墨でも塗らなきゃ 働いちゃ

だめでしょ 大正時代でも私の曽祖母はそうやって働いた

まあ後家のがんばりというけれど やっぱり未亡人の知恵は

フォンティーヌにはなかったんでしょう いわば無知の涙です

ジャン・バルジャンだから 自分の罪だとか 使命だとか 思ってくれたんで

救われない母子が スタンダードタイプなんですよね

ろくでなしの父親がいないだけでも エポリーヌより幸せですコゼット


エポリーヌの恋の正体は 自分にないものをもってるひとへの憧れ

しかしコゼットとマリウスのひとめぼれの恋って なんですか

遺伝子が引き合ってるわけ? 自分に似たひとに恋するってタイプ


エポリーヌかわいそう って涙と ジャン・バルジャンの一生って悲惨

っていう涙が 観客のすすり泣きの大半だったように思うけど

正直 一番感情移入ができたのはエポリーヌ

そして何気にいいシーンだと思ったのは 兵隊に囲まれてまさに

撃たれそうな革命の首謀者に 階段を上ってきた仲間が静かに

寄りそうとこ


銀の燭台をくれた司教様が 一番悪人顔なのが笑った

それにあの燭台 最後の逃亡の時まで 持っているしジャン・バルジャン


もっとベジャールの人間像を掘り下げても欲しかったけど 鋼鉄の

お尻は持ち合わせてないので そこは脳内補完して。。。


観てよかったです   


Posted by massan&junjun at 01:26Comments(0)

2012年12月20日

ミニシアターに向かない007




じゅんじゅんです



まっさんが そろそろ休みたい 映画でも見るかっていうので

お付き合いで見ました 007スカイフォール

いろいろ書くと ネタバレになってしまうので ひとことだけ

ららぽーと横浜の ミニシアターの画面でみると しょぼいです007

いつもの流儀で最後列で観たのですが 真ん中くらいの列で

もっと大画面でみるといいかもな~


あとひとこというと 歳月は人を待たず

そう 役者も老けます 007 50周年記念映画なんですが

それにしてはトルコのバザールの映像も エキゾチズムがたりません

まあ いまや 世界中どこへいっても 都市は同じような風景なのかも

しれません


007は もっとダイナミックで エキゾチックで 美女も出て

濡れ場もR16指定くらいの色気むんむん でないとな~って古いすか


それになにより 50周年記念作品の割に 脚本がしょぼい気が

します

TBS60周年記念 関ヶ原 のほうが 何度見てもおもしろいのは

そりは 日本人だからですか?

ネタバレしちゃいますが。。。

適役とそれから 新しいQ ですか このふたりの人物造形が ありきたり

まあ 如何にもな感じで 腑に落ちるような人物にするもしないも

脚本次第かとは思うんですが

どうも~

なんというか 悲壮感も 壮快感も なにもかもが中途半端

これも古い あれも古い それは意識してやってるのかっていうと

(必殺仕置き人の 一人一必殺 一秘儀 みたいな~)

そのつもりなんだろうけども 要するに敵がしょぼいから 

今時 スパイが情報を集める?ぷっ みたいな政府筋の評価を

逆手に取る大活劇かっていうと そうでもないという羽目になってる


おもしろかったか 他人に薦めるかって言ったら まだ見てないけど

大奥~綱吉編か レ・ミゼラブルの方をすすめます


今回の適役は ハンニバル・レクターに 完全に負けてます

って 確保した後 閉じ込めておく装置が ハンニバル様用のと

クリソツだったもんで

世界的に 異常性格の危険人物用の檻の標準仕様があれなんでしょうか

ディム ジュディ・ディンチに関しては あるスキャンダルの覚書きの

記憶で あまり覚えていないM役の性格を補完して観ていたのですが

それでも さっさと殺さず一緒に死にたいと犯人が思うような

その納得できる原因を フラッシュバック映像で見せなきゃ 映画じゃ

ないじゃん とおもうんでげすが 如何?


また「関ヶ原」で恐縮だが 丹波哲郎の福島正則は高台院が握った

おむすびを貪り食いながら 家康に就くべきかを相談

杉村春子の北の政所・高台院は 「私は決めた」といい 

正則が 「おふくろ様がそういうなら自分は 家康に味方する」

といいながら 握り飯を食う

その姿に 涙を浮かべながら遠くを見つめ決意した表情の高台院

その真意は 先に沢村貞子の芳春院に告げたように

豊臣は自分と秀吉 一代限り という気持ちであり

沢村貞子には告げたその気持ちを 正則(市松)にも清正(虎之助)にも

明かさない


言いかえれば 豊臣を一代限りでつぶす(秀頼は一大名として残れば

良し 私見としては残らなければそれもしかたなしと思っていただろう

北の政所は秀吉の親類である虎之助 自分の親類である市松

そのほかにも 前田利家の娘 豪、伊達正宗の長男、結城秀康、

信長の四男・秀勝 や親王  などなど 自分で子を産んだことがなくても

大勢の養子や 人質 子飼いの家来の小姓時代など その優劣を

みていた 自分の甥の金吾中納言をかわいがらず 秀吉に

おまえがかわいがらず だれがかわいがるのだ と怒られている)


また その気持ちを告げられた 沢村貞子・芳春院 にしても

高台院に会いに来たのは徳川の人質になるための旅の途中であり

自分を人質に差し出せと息子に言う前に 「あなたには天下をあらそう

器量はない 前田の家を守る それがせいいっぱい それでおよろしい

のです」と 言い放っている


一代限り と決めた 杉村春子と お家を守りなさいと言い放った

沢村貞子 それは天下さまと 一大名家の違いではあるが

そのふたりが 寺で 米を研ぎ 飯を炊いていたのだ


その飯でこしらえた握り飯で ちょちょいと天下を傾けさせる

その力を見込んでの家康の高台院詣で 高台寺の敷地を含めた

プレゼント作戦でもあろうが

家光の時代まで生きた高台院 血統でつなげていこうとする徳川

幕府の危うさを わかっていたかもしれないなと思う


だから「大奥」にも 高台院や千姫が絡まないのがものたりない

いや 家光の娘 千代姫が尾張に嫁いでいることはスルーですか

とか 年取ると 物足りない事が増えて 剣呑ですなあ


それにしても 007スカイフォール やっぱり後半出てくる 美味しい役の

おじいは ショーン・コネリーを念頭に置いて作られた役でした

初代ボンドなのにそれはおかしい ってんで見送られたらしいです


どうせなら 歴代ボンド 全員を 何かの役にして 作品に出して

欲しかったですね


今回 一番感動したのが ロケ地のリストに 長崎県・軍艦島って

出たことです

おお~ っと思いましたです

スコットランドの 荒涼とした景色が 色あせるほど 決まってました

  


Posted by massan&junjun at 23:34Comments(0)

2012年12月12日

張嬉嬪 絶賛放映中




じゅんじゅんです


張嬉嬪 LALATVで 月~金で二話づつ 放送が始まりました

今日12日水曜日は 第5話第6話 です

ちなみに全100話 あります


実は数年前 後半だけ見ていたことがあって それだけでも面白かった

のですが(チャングムはチョン尚宮派だったあなた 絶対見てね)

ヒビンがヒステリックで だんだんおなかいっぱいになってきます

それというのも前半の苦労時代 純愛時代を知らないせいかと

思っていて 第1回からみたところ やっぱり 大河ドラマを主人公の

子供時代からやらないとおもしろくないように(清盛は。。。いつから

大河ドラマ オールスターキャストでなくなったの?中井貴一 三上寛

みんな死んじゃって いまや肝心の 惟盛 はあ?どこが桜梅の少将?

しげひら しかり。。。こりゃ壇ノ浦の個々エピもないんだろうなあ)

韓国歴史物も 主人公の野望を抱く理由も徹底させないと おもしろく

ないと


で 100話か どうしようと思っている方 今日から見てください

もうしばらく苦労しますが 今までのところを説明すると。。。

女人天下の蘭貞(ナンジョン)の子供時代エピと同じく 身分差別に

対する 恨 がありますが

ナンジョンは両班の妾腹の子 ヒビン(名はオクチョン)は中人の正妻

の子ですが 母親が両班の妾(というか召人的な感じ?)というので

その正妻に ひっぱたかれたり ・伯父(都いちばん裕福)が金品を

まきあげられたり します

ほとんど切り捨てごめん的な 身分差別が描かれます

そしてナンジョンみたいな ブスな憎ったらしい子供ではなく

オクチョンはもう いっぱしの女性です

のちのライバルとなる王妃 が登場してますが 二人の年齢は

どうなのでしょう 役者さんはヒビンが年上ですが

名前がややこしいですか? 本名と 位をもらったらその名と

覚えなければなりませんが ロシア文学よりはややこしくないし

源氏物語だとおもえば楽なもの

とにかく女官になってでも人生切り開くぞ なオクチョンにすっかり

感情移入してしまいます できます

そういえば ナンジョンは両班の妾の子で両班の妾になり

陰謀の果て やっと正妻になり外命部正一品貞敬夫人になれるんでした

オクチョンは中人から王妃にまで上り詰めるのですから

その身分のふり幅 ナンジョン以上 なんですね

そのふり幅の分 ヒロインに関しては ヒビンのほうがおもしろいと思い

ますよ

政局ですが お約束の政変のたび拷問ひとびといれかわり は

続きます

ただ王様が 中宗よりこっちの王様のほうが強いです

で 子供はあんまりいないし 南人派VS西人派の対立がらみ

それを利用した王の君子豹変っプリ 結構すごいです


今までのところ オクチョン(のちの嬉嬪)の生い立ちからひととなり

と 王妃となる両班の名門令嬢の生い立ちとひととなり の対照が

かくもあるらんと おもしろかったし 後半 なんで王妃はこう後手後手か

と歯がゆくなるけれども 立派な父親に 宮殿では壁に耳あり障子に

目あり だと教えられて 王妃に送り出される経緯をみていると

そりゃそうだな 陰謀や計略なんかとは無縁だし 無縁であるべき

立場だし 尊重しないまわり 特に王様が悪いよな と思えます

それに王妃になってからの 憂い顔 うじうじ しか見ていないと

王妃になる前の娘時代 いいおうちで いい親兄弟に囲まれて

賢く育っている令嬢の 美しさ ショックです


本当に育ちがいい お嬢様っていうより 御姫様な感じ

オクチョンは 大金持ちの伯父の庇護のもと賢く育ってるけど

なんていうのかな こざかしい って感じが否めない


でも ふたりに共通なものがある それは 気概

王妃は 父親が王妃にという話に積極的じゃないとき まっすぐな

気持ちで 意訳すると 女は夫次第なら 王に嫁ぎたいという(何の

疑問もなく 自分は国母としてやっていけると思っている強さ)

ヒビンは 王の親類 東平君が自分の妾になれと持ちかけると

王族の妾なら 衣食住に不自由しないが 正妻に一生頭が上がらない

それよりも女官になって王のお手がつけば お手はついても妾には

ならない それって王妃になるって言ってるようなもの(自分には

お手がつくし 男子も産める と これまた躊躇なく突き進む強さ)


若い二人の令嬢の これは長い長い闘いの幕開け

ここを見ていないと その後のVSが いまいちわからんかも

っていうか 一方的試合に見えるかも

しかし両班vs中人 という 差別構造が下地にあっての西人VS南人

の政局利用し また利用され みたいないたちごっこが ただうざい

だけになるかも


とにかく長いですから 序盤をしっかり見ておかないと おもしろいとこ

見逃しますし おもしろさが身にしみない

たとえばオクチョンの兄 ヒジュンですが後半だけ見てると なんとも

情けない卑劣な奴に見えかねない

しかし序盤を見ると 同じ無頼・不逞な輩 でも 中人としての立場や

母親の不倫に対する気持ちや 妹に対する思いなど よくわかり

東平君に出会ってからの彼の態度と ヒビンの常にゴーマンかまして

よかですか との違いが みえてきて 深いです


できうれば 録画して CMはとばして見ると 1話分1時間強です

CSやBSのCMは ダイエットか保険がほとんどで うるさい声で長い

ですから 見ない方が精神衛生上いいです

特に 余韻に浸りたいときや 物語に入り込みたいときに

瞬発入れず 下剤のCMが始まるので げんなりです

このCMをやり過ごしながら 100話見るというのは 時間の無駄ですし

絶対途中でやになります

録画なら 毎回のように?挿入される カンフー場面 拷問場面も

飛ばせます

それに 語彙説明や役職や階級の説明字幕も じっくり停止画で

楽しめます 豪華な衣装装飾しかり


LALATVのまわし者じゃないので 純粋にチャンヒビンを薦めたい

100時間ということは大河ドラマの倍ですね

韓国ドラマは週に2回放映するそうなので 1年間たっぷり浸れるの

ですね


日本の大河ドラマも 翌年も翌々年も BSでもCSでも繰り返し

再放送するくらいなら 100話やったらいいんじゃないでしょうか

いいや ますますオールスターキャストじゃなくなるか。。。


とにかく チャンヒビン 大妃と大王大妃が生きてる今が おもしろい

見るなら今日から がおすすめです  


Posted by massan&junjun at 03:14Comments(0)

2012年12月12日

火曜日は美術のお勉強




じゅんじゅんです



火曜日夜は八時からBSで ぶらぶら美術館

九時から なんでも鑑定団 で まるで美術のお勉強

メモもとらず見ているので 鑑定士の先生方からのありがたい知識も

右から左

まっさんが よく知ってるな!このはげちゃびん(失礼な 自分だって。。。

以下自粛)と驚愕した山田五郎さんからのティーチングも さして頭には

残ってないかも


なにより ぶらぶら美術館に対しては 箱根ガラスの森美術館=行ったね

~おとうさん(お舅さん)と 段差があって車いすで大変だったよね

広くて半日居たっけ

とか

他の美術展も 行きたいと思っていたんだが 足が痛いし どこか一つに

しぼって連れて行ってもらうか お小遣いをタクシーにつぎこむか

とか考えてるうちに テレビで観たら行った気になった とか

番組の趣旨?とは反対の使い方をしているような。。。

でも 観てる方の自由だもんな どんな使い方しようと

で ぶらぶら美術館も観たり見なかったりしていたが まっさんが

毎週必ず鑑定団を見る(試験勉強がひと段落ついたので)ようになり

食事をしながらその前の時間帯 八時ごろもテレビを見ることになり

ああ ぶらぶらも火曜日なんだ と ついこの十月くらいから

頭に入ったような次第

毎週火曜日に山田五郎先生の講義をとっているようなもの

何度か見ているうちに 美術史的知識に少しは明るくなったような

聞き流してはいても 何度も出てくる 印象派 バルビゾン派

などなど。。。そうまるで鑑定団で 丸山応挙です!と出演者が出て

来るたびに この番組で応挙の本物は。。。とか笑いが起こるように

山田先生が説明を始めるたび にやにやする始末

う~ん ますます純粋に絵を見ましょう というところから遠くなるかな~

このぶらぶら美術館 本当に絵の説明だけじゃなく 時代背景から

画家の一生まで こと絵画的教養分野に関しては 一度に数冊の

本を読むように 知識を浴びせてもらえる

加えて 私の大好きな ミュージアム・ショップも毎回ちゃんと寄って

くれる

この満足度 たとえるなら 歩歩驚心 を見ていて 欲しくなった

木蘭の簪とか 子犬の画入り鼻ふん壺 とかが 売られている

ような(そんなジャストな品ぞろえのミュージック・ショップ まだ

ぶらぶらではないんです 全品取り上げるわけではないんで

もうちょっとな~ きれいどころの小娘に選ばせるんじゃなくて

LALATVのドラマカンファレンスの素人さんくらいの人材揃えて

選んでくれよ~っていうか その前にミュージアム・ショップそのものに

頑張ってもらわなくては駄目か)そんな感じ?


この番組で 思ったことが 今のところ二つあって

ひとつは 有名なミレーの落ち穂拾いですが

この番組を視聴しているうちに 私は初め 落ち穂拾いは業務の一環

つまり落したままにせず それも拾って収穫に含めるのかと思っていま

した(光浦女史より理解が遠いっていうか わかってない度で勝って

しまっていたな) で この前にミレーの絵が出てきたときに

ええ 拾ったのは食料にするため? と驚き

それでも じゃあ収穫者のおこぼれを盗んでいるのかと思っていたが

今日 キリスト教的精神で 収穫者は わざと 貧者が拾うように落して

いると知った

わざと落としている!

拾っているのが女性ばかりだから 未亡人かもしれない。。。

う~ん やさしさ とか 絆 とかいうけど 勝てないなキリスト教

お上のお助け米じゃなくて 収穫の機械や用具を持てるものが 持てな

いもののために わざと 残しておく

柿の木に鳥のために実を一つ残す そういう習慣は身につくのに

自分より 少し恵まれないものに 少し残すという精神 わざと残して

暗黙の了解で知らぬふり そういうことが習慣になっているって

すごいですよね

江戸しぐさ じゃないけれど そういう 人間として質がいい感じ

はっきり言って 自分のことだけ言いますけど たとえば祖母に比べて

すたれてますね

とにかく 今日 やっとわかったんです ミレーの落ち穂拾い

その絵の意味が 

三段落ちじゃないですが 徐々に身にしみてわかって この番組

観ててよかったな と


ふたつめは ミレーもそうですが やっぱりパパが違う

ピカソの父も美術教師で 手ほどきをしたが 十二歳だかのピカソの絵

をみて自分は描くのをやめたとか そのくらいは誰でも知ってる

ピカソがそれほど有名だから

ポール・デルボー 何十年振りかで日本に来たとか 前の時見てます

face07 でも知りませんでした

彼のパパが 建築家になれとすすめた なんて

今日のミレーも 豪農の長男に生まれたが 教会の奉仕の仕事なども

していた(日本でいえば寺の檀家とか神社の氏子総代とかでしょうか)

父親が ミレーの絵をみて これじゃしかたないとしぶしぶ

認めた とか

山田先生が 父親は合唱指導者だと言っていたな

豪農はいいすぎか 落ち穂を拾う方じゃなく 残しておく方は

確かだと思うが 八人兄弟の長男ですと

画家の一生を説明するとき 彼の父親が 冨者か貧者か 理解者か

無理解者か 説明してくれます


そのたびにわたくし やっぱりパパかあ パパがなあ とか

ひとりごちてしまう

父親が息子の才能を肯定し(パパに絵を見る才能があるってのがすごい

デルボーの父親に関しては 建築家になれと言った父親の意見は

正しいかもとさえ山田先生に言わせるほど 父親はデルボーの絵を

よく見ていた)家業を継がないことや 初めに学費を出した学校を

辞めることを認めるって 現代でもなかなか ないことですよ

日本人は特に 「それで食っていけるか」って反対します

画家たちの中には 父親の遺産で一生食べてたものもいるくらいですが

家業を継げと言わないって えらいですよね


そうしたら ips細胞の山仲教授を思い出しましたよ

ノーベル賞の発表後に何度か聞きましたが 不器用だからエピソード

の中の一つとして 父親が家業を継ぐのに向かないといった

という話 


子供の才能の方向性に 立ちふさがらず応援してくれる父親って

うらやましいですよね

経済的に恵まれなくても 才能があれば? 努力さえすれば?

望む道を歩けるって そんな話も いいですけれども

野口英世の父親だって 借金をしたわけでなく 家業を押し付けた

わけでなく ただ気弱で稼ぎがなかっただけで 博士の前途に

何の邪魔もしていないです

だけど やっぱりパパが お前には才能がある とか

仕方ないな 神の御業はおまえに画をかかせたもうらしい とか

画筆を取り上げて 折るみたいなこと しないでくれて 経済的にも

応援してくれたら

いいですよね~


あ ただ 有名で才能があって遺産もたっぷりな父親の息子が

遊び人というかコレクターというかサブカル的なところで

不肖っちゃってるのは パパが容易に超えられない立派なひと

だったせいなのか?! とか 派生する思いが。。。


ま、凡人はその心配に関しては無問題

子供の才能の方向に背中を押してやるといいでしょう

くれぐれも 自分の想定内だけで テキトーに子供の将来を考えちゃ

いかんです

って 子供いないかっ


ま 目の前に自分の子供がいないからこそ 俯瞰で考えるってことも

あるかもしれないです

だいたい夜に二時間も 集中して美術のお勉強できるんですものね

ありがたいことです








  


Posted by massan&junjun at 01:48Comments(0)

2012年12月04日

子規も食した団子を




じゅんじゅんです


先週 年に一度の健康診断に行ったまっさんが その検診所のそばで

「真之が子規に土産に買っていった団子を買ってきたぞ」

団子を購入 八本2400円もしたそうで びっくりした!と 買ってきた




お姑さんが 醤油味のをほしいと言ったので分けて

おいしい食べ方 は 醤油を2滴たらして 40秒温めてもよし

ただし風味は変わる と

そのままたべてみました

みたらしじゃないんだ!

素朴

あと あんこの団子 あんこの真ん中に芯のようにある

つまり もちもちして腹にたまる そういう団子じゃない

これが羽二重団子ってものか?

ずいぶん タイプの違う 醤油味団子と餡団子


頭の隅に 病床六尺の食事の記述が浮かび おもわずまっさんに

うん この団子なら かゆ二杯に 果物やら 菓子パン二つ三つのあと

さらっと入るな 茶などこわいけどね(「はいるのか?!」)


今回はほうじ茶で頂きました


また買ってきてやろうか?と まっさん

そんなに遠くないよ 日暮里だから って大手町から遠回りじゃない

自分が食べたいのね


醤油味団子だけじゃなく あんこの方も 甘くなくて 美味しかったです


とうとう明後日 合格発表です

どうでしょう結果は

合格してたら東京駅でスイーツを買ってきてくれる かな

だめだったら製図の講習会に行かなきゃダメなので また大変

合格だったら 新しいテレビモニターと炊飯器が買える~

どきどき

どっちでも レ・ミゼラブルは観に行きますけれど ね~

(原作者はヴィクトル・ユゴーじゃないんですか?

ミュージカルの原作者は別人だから?

パンフレット買って そのへんの記述を確かめるぞ と)  


Posted by massan&junjun at 23:11Comments(0)