2012年09月30日
インテリア講座26/ローマンシェード
まっさんです。
台風17号がやってきます。
風や飛んでくるものがあるかもしれません。
お互いに注意して無事に過ごせるようにしましょう。
さて、本日は先回紹介したローマンシェードの補足説明を致し
ます。このカーテンの使い方としては、間口が連窓か多少間が
あるシンメトリーな空間に使うと効果的なアイテムです。
窓の意匠とカーテンのヒダが幾何学模様を演出して、ローマン
ゴチックのような雰囲気を醸し出します。
お勧めはバルーンタイプです。
ローマンシェードの中では一番シンプルですし、飽きが比較的
に少ないと思います。
このローマンシェードは、下部にさまざまなアクセントがあり
ます。
バルーンタイプはアールの3重層のようなスタイルですし、ピ
ーコックスタイルでは、孔雀が羽を広げたようになります。
また、ムーススタイルでは泡が垂れていくようなスタイルです。
カーテンにこのような変化を求める方は是非チャレンジしみ
ていただきたいと思います。
なお、レースのカーテンを重ねたような、微妙な光の演出をし
たい方にはプリーツスクリーンを試してみるといいでしょう。

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09:00
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2012年09月27日
インテリア講座25(ウインドートリートメント)
まっさんです。以前ご紹介していたのが、カーテンについてで
した。本日はカーテン以外のスクリーンを紹介してみたいと思
います。最初は、ブラインドです。横にスラットがあるのが、
ベネシャンブラインドで、縦にあるのがバーチカルブラインド
といいます。西陽を有効に遮るには、バーチカルブラインドが
有効です。素材にはアルミや布、木等で、スラットの角度を調
整して外からの光や視線をコントロールします。このブライン
ドはバリエーションが豊富にあります。例えば、浴室用、天窓・
傾斜窓用、高窓用の電動式のものなどです。
次はロールスクリーンです。巻く幕というわけですが、使い方
はいたって簡単です。巻き取り式の遮蔽用の布を居室の間口に
取り付けて、陽が強い時には下ろして使い、暮れたら上げれば
よい訳です。素材も豊富でポリエステルや綿、麻等が使用され
ています。デザインも大きな柄や独創的なものが多いので、部
屋のイメージにあったものを選んでみましょう。
ローマンシェードとは、ひだの造形が多種類あり、陰影を楽し
んでみれるアイテムです。カーテンと同じに1枚の生地で仕立
てられますが、コードを操作して上下に開閉します。横方向を
広く見せたい場合や連窓、出窓に良く使われます。「見せる」
ウインドートリートメントに適しています。スタイルの種類も
紹介しておきましょう。プレーンスタイル、シャープスタイル、
フォールドスタイル、バルーンスタイル、ルーススタイル、オ
ーストリアンスタイル、ムーススタイル、ピーコックスタイル
等です。きっと自分が欲しいアイテムも見つかると思います。

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21:56
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2012年09月23日
2級建築士試験を受験して(3)
まっさんです。早いもので、製図試験が終了して早2週間がす
ぎました。季節もあの煮えたぎるような夏の日差しから、秋の
穏やかな日差しへと変化してきました。ようやくあの独特な緊
張感が去って、ほっとしたところです。今年の製図試験は、新
形式の試験の初年度と云う事で、それまでの製図試験とはかな
り形式が違っていました。面積が適宜とされた事、配置図の仕
様が、1級建築士試験に見られるように、より詳細な付近図と
なった事。つまり、外構計画により細心さが必要になってきま
した。多分、来年以降もこの傾向は変わる事はないでしょう。
まだ、合格発表はありませんが、できれば今年合格した方がい
いのは間違いないでしょう。何故なら、木造の図面は、矩形図
や床伏図があるため、図面の作成に時間がかかるからです。
来年受験される方は、こういった、傾向に対向していくために
は、エスキスに十分な時間をかけて、要求室の要請を間違える
ことなく、緻密に計画していく必要があるでしょう。もちろん、
私も含めてではありますが。
今年は、エスキスに兎に角時間がかかりました。最初はこれと
いった問題もないなと思いながら進めていったのですが、要求
室の文が非常に真意が分りずらかったため、読み違いした方も
多かったと思います。もちろん、私も含めてですが、最大の危
険個所が2か所ありました。それが2以上の階段の作成と、外
構計画におけるサブエントランスに直接出入り出来るよう計画
しなければならなかった事です。
今年の試験は、本当に難しかったと、試験後の課題説明会でよ
く耳にしました。これだけ難しくなると、2級建築士試験とい
うより準1級建築士と感じたのは、私だけでしょうか。
以上、今年の試験の印象を、思いついたまま書きました。次回
からは、インテリア講座を再開する予定です。

Posted by massan&junjun at
17:19
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2012年09月19日
2級建築士試験を受験して(2)
まっさんです。
前回は、製図試験の概要をご紹介しましたが、今日は学科試
験についてふれてみたいと思います。試験は、年1回。7月
の上旬に行われます。科目は4科目。建築計画、建築基準法、
建築構造、建築施工です。各科目共25題ずつあり、4科目
の計が100点です。合格基準点というのがあり、それは各
科目とも13点となっています。今年は建築構造の平均点が
低かったとかで、基準点が12点に引き下げられたそうです。
そして、各科目の合計が60点以上というのが、合格するた
めのラインとなります。ですから、13×4=52点では、
不合格で、あと8点を取らなくてはなりません。本年の受験
者総数は25、000人で合格者は7000人ほどでした。意外に
難しい試験なのです。来年以降、試験の難度がじょじょに高
くなるようです。来年、受験する方は頑張って下さい。簡単
に勉強方法をアドバイスしましょう。計画は範囲が広いです
が、一人当たりの面積が場所によって違っていますが、その
数値を暗記してみて下さい。暗記対象の数値は参考書に出て
いる筈です。ちなみに映画館の一人当たりの占有面積は0.
5㎡です。100人いれば50㎡です。基準法は、施行令の各
条文と基準法をじっくり比べて、大事な部分、すなわち防火
区画とか耐火建築物の要件とかを勉強して下さい。今、あげ
たのはあくまで例ですから、自分であとはしっかりフォロー
して下さい。構造は25問中、7問が計算問題で、後がコン
クリートや鉄骨の問題です。計算問題の半分は正解できるよ
う頑張りましょう。あとは、練習問題と要点整理で乗り切り
ましょう。施工は、工事の写真とかイラストの例示をみてお
くと分り易いです。以上、簡単ではありますが、学科試験の
紹介でした。

Posted by massan&junjun at
22:43
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2012年09月17日
2級建築士試験を受験して(1)
まっさんです。
久しぶりにブログへの参加です。標題の通り、先週の日曜日
に建築士試験を受験してきました。今日は、その経過をご紹
介してみたいと思います。
当日の天気は晴れ。気温32度。9月9日とはいえ、誠に暑
い一日でした。私の受験地は、神奈川県にある専修大学の生
田校舎という所です。小田急線に乗って向が丘遊園駅で下車
して、バスで5分位の場所です。試験は11時から始まりま
すが、最近電車事故が多く発生するので、少し余裕を見て出
かけました。着いたのが10時位ですから、1時間前に着い
たわけです。バスの中で、たまたま受験予備校の受験仲間と
偶然会ったので、彼と少しの間、予想問題を話し合いました。
今回の製図試験のテーマは多目的スペースです。このテーマ
でそれまでエスキスの練習を15回ほど、角度を変えて練習
してきたのですが、広さがどれくらいになるのかで、その建
築計画は数種類のゾーニング例が発生してきます。では、実
際どの位の広さが出たのかというと、30㎡でした。それま
で70㎡以上を想定して練習してきたのですが、思ったより
狭いのと、主要室の広さが「適宜」とされたため、設計の自
由度が広がるとともに、そこには広さを説明する合理的な根
拠が必要になるわけです。最初の1時間から1時間半はエス
キスです。これは建築計画の事です。うまくまとまって1時
間位で終われば、製図の時間が多く取れるわけです。図面は、
一階平面図兼配置図、二階平面図、断面図、立面図、面積表、
部材表、主要柱の寸法、多目的スペースの計画理由といった
各図面を完成させなければなりません。時間は全部で5時間
です。私が受験した教室は階段教室という、よく映画館で見
られるような後ろの階高が前の席よりも高いスタイルの建物
です。受験票が貼られており、私の席は一番前でした。本来
は一番落ち着く席なのですが、平行定規を机上に載せると、
何とお腹がきついこと。つまり狭いのです。この姿勢で5時
間もの間、図面書きはきついですよね。その上、後ろの席の
受験生とは交互に席をずらして配置されているのですが、平
行定規の先端が背中に当たって落ち着かない事おびただしい
ものでした。兎に角、必死になってエスキスを参考に各図面
の作成が終わったのが3時半でした。4時間半かかったわけ
ですが、あとの30分は見直しの時間となる訳です。が、疲
労困憊しているため、問題のチェックに追われ、全体の見直
しが出来ないといった状況で、製図試験が終了しました。い
やー、疲れました。この続きは次回報告します。

Posted by massan&junjun at
17:25
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