2015年10月09日
だめだな日本という国は
じゅんじゅんです
何がだめってノーベル賞の話です
生理・医学賞 物理学賞は 大変素晴らしかったのだが
化学賞と文学賞が取れなかった(これも変な表現 与えられるもの
選ばれるものであって 取るものじゃない)ら 外国人受賞者の
経歴や家族構成や成育歴や配偶者やお子様 などにも興味ないや
とばかり おざなりな報道
ノーベル委員会というのは公平性を重んじるところがあると
それでいて二つの部門を連日連続で頂いたことは それだけ素晴ら
しい研究と成果だったのだと思える
どんな両親でどんな家に生まれどんな幼児期を過ごし高校や大学は
どこだったのか みな知りたいし 大学院とかはともかく 大学は
地方大の出身とわかるのも何らかのプラスの要素になりうるかも
しれない
しかし厳密に分析すると 大学を出ただけでは なかなか良い研究の
道に進むのはむつかしい という印象を受けた
年度によってはそういう印象とは逆の時もあったのでよけい
そう思ったりした
あまりに日本人受賞者のことばかり騒ぐので 大村氏は単独受賞
かと思ってしまったが 同時受賞の3人と賞金を分けるのだ
同時受賞の二人のことは スルーなんですものテレビ局
新聞にはさすがに同時受賞のひとの顔写真と研究内容 生年月日
と現在の在職大学などくらいは載っているが 特集は日本人だけ
日本人じゃない人も どんな成育歴で学歴で同僚の評価とかも
知りたいぞ 研究の内容も もっとつっこんで説明してくれないと
まあ日本人が受賞した部門で やんややんや 日本えらい!
とばかりに盛り上がるのはまあしょうがない
問題は 受賞者に日本人がいない部門の受賞者の紹介ですよ
とくに文学賞なんか どうして彼女が一番人気で 日本人は二番人気
だったのか
だいたい 大江健三郎が受賞してから今まで 村上春樹以外に
日本人候補者はいないのか?!
なぜ! WHY? に 答えてくれる局はないのか
ファンは無邪気に 今年は一番人気が受賞したから 来年は
二番人気の村上春樹が受賞できると期待するそうだが
それでいいのか NHK
ノーベル委員会の公平性としては 去年がフランスで受賞者に
意外性があったから 今年は一番人気の そろそろ女性で
ヨーロッパやアメリカ以外の人 という条件にぴったりなひとがいた
って感じですかな 意外性がなくしかも女性 内容はドキュメンタリー
去年は フランスで男性で意外性で内容は幻想的
まさに正反対 振り子が正しく振れた感じで 誰もが納得 でしょうか
私個人としては 次に先進国圏で受賞するのはカズオ イシグロ
あたりではないかと思うんですがね
まだまだ村上春樹と同一線上 あるいは 独創性や物語性
文化圏をまたにかけていたり はたまた女性であったり そんな要素
で頭一つ二つ 先に名前の出るひとたちが先進国圏だけでも
いそうですけどね
それに 日本人の作家 いませんか村上春樹氏しか
せめて女性作家だけでも 一人は文学賞候補にあがりませんかね
生きていたら可能性があった でもいいんですけど
そういう番組が見たいです
村上春樹がもらえるかどうかなんてどうでもいい
むしろ なんでもらえないかを分析してくれ
Posted by massan&junjun at 01:36│Comments(0)