2011年03月05日

パースペクティブ演習を振り返って


まっさんです。

昨年の4月に始まったパースペクティブの最初の授業は川筋にある2

世帯住居で、外構計画を含めてまとめてみようという課題が出されま

した。

このパースペクティブによる作図は、2年前のインテリアコーディネ

ーターの2次試験の際にも出題されたのでした。

Ic試験ではそろそろ出るぞと言われていたのですが、いざ出題されて

みると、とまどいがあったのも事実です。

まずは、この時の課題を感想も交えて振り返ってみたいと思います。

それから昨年のパースペクティブの演習について触れていきたいと思

います。

では、2年前のIC試験の2次試験へと話が飛びます。

時期は12月の第一日曜日です。

場所は明治学院大学のキャンバスでした。

最初、2次試験は、アイソメ、アクソメといった製図が出題されると

いう予想が立てられていました。

アイソメ、アクソメについてご説明しましょう。

まず、傾きの角度がおおよそ30度と60度に決められています。

30度がアイソメで60度がアクソメになります。

パースペクティブは、スタンディングポイントから放射線状に投影線

を広げていき、VP(ビューポイント)点で像を結んで作図していく手

法です。

人が実際の目で見た姿と近いため、わかり易いのですが、建築物は正

方形なものを除けば実際には曲がりくねっている場合が多いので作図

が大変複雑になるのです。

このパースペクティブが出題されたのです。

外観パースと内観パースとわけられますが、icの2次試験は内観パー

スでした。

では、その時の課題について紹介していきましょう。

課題の対象はホール、玄関を中心として平面図の作成、内観パースの

作成、部品図の作成、靴箱の断面図の作成といったものでした。

平面図の作成にはいくつかの課題が出されていて、玄関の壁の近くに

近所の方々とおしゃべりすることが出来るコーナーの設置、タペスト

リーの設置、階段の作成と照明計画、靴箱の対面には飾り棚の設置と

いった具合でした。

平面図はそれほど複雑ではないのですが、パースの作図は大変時間が

かかるのです。

まずは、平面図を参考にしてあらかじめパーシラインがひかれている

図面に、家具や造作の位置をマーキングしていきます。

椅子であれば、w450、d450、h600といった具合に縮尺に注意しな

がら図面に位置をマーキングしていきます。

最初は図面の一番手前にくる家具、造作を描きはじめます。

何故なら、背景にくる家具などは、手前の家具に隠れてしまうからで

す。この続きは次回へ。




パースペクティブ演習を振り返って



Posted by massan&junjun at 09:30│Comments(0)
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