2010年03月11日
トイレ内の便利な装備
まっさんです。
前回からの続きです。トイレは普段から常に使用する所ですから、常に居心
地良く使いたいですね。特に高齢者の方にとっては、尚更使いやすくしなけ
ればいけません。
そのために、最初に思いつくのが、手すりです。形状から、エル型手すり、
棚手すり、可動式手すり、跳ね上げ式手すり、横方向・縦方向別の各種手す
り等があります。
手すりにつかまるのが困難な利用者が手のひらで体を支えられれば、棚手す
りが便利ですね。
手すりで大事なのが、その取り付ける位置です。
よく言われる設置仕様では、便器の先端から150mm、便座面から250mm
上方に取り付けるのが良いとされています。
体の大きい人や、小さな人の場合は、この仕様からある程度調節したほうが
良いのは言うまでもありません。
素材は木製、樹脂製、スチール製とありますが、木製の方が無難でしょう。
手すりの長さはこれも仕様で決められていますが、だいたい600mmくらい
が普通でしょう。
握り寸法はだいたい30mmくらいです。
手洗いキャビネットもいろいろな種類が用意されています。
セットされるのは、手すり+棚+手洗い+紙巻き器といった仕様が便利でしょ
う。これに化粧棚なんていうのがついているタイプもあります。
照明ですが、天井にLED照明をつけるという事も考えられますが、この照
明の特徴は、光の直進性が強いので、限られた部分しか照明できません。
でも意外と、狙い目かもしれません。兎に角、LEDは今、省エネの旗頭的
な商品ですから、角度を多方向に向けることで便座付近の照度が上がるとも
考えられます。我が家も一度このLEDを使ってみたいと思います。
また、広さにゆとりがある場合、多目的流しがあると汚れものが出た場合、
便利です。
トイレ内の設備には、この他壁紙やタイルといった壁装材、床の保温対策等
が考えられます。トイレ内の壁紙は、最近エコカラットという調湿作用のあ
る製品がでてきています。カビの抑制機能や有害物質の低減、匂いの軽減作
用があります。ただし、施工部署は床から750mm以上が無難です。という
のは、お小水が付着すると染みができやすくなるからです。もし、私が施工
計画をたてるとすれば、壁の下部はタイルで施工します。タイルは、種類も
豊富にありますし、柄選びもまたなかなか楽しいものです。
床の保温対策は、手軽に施工したい場合、電気式床暖房システムがあります。
ガスによるシステムとかコージェネを利用して複数のシステム構築が可能
ですから、予算を立てて一番気になったものを選択すればよいわけです。
Posted by massan&junjun at 21:40│Comments(0)