2009年06月06日

古代の日本の住まいとインテリアについて

まっさんです。

さて、今日は古代の建築工法とインテリアエレメントについてレポートしま

す。

日本の古代といわれる時期は一体何年頃を指すのでしょうか。縄文・弥生時

代が該当すると思いますが、インテリア様式について、取り敢えず弥生時代か

らとします。

弥生時代には、水稲農耕は、かなりな速さで日本列島を縦断し、伝播波及した

といえます。水田を作った人々は、弥生土器を作り、多くの場合、竪穴住居に

住み、倉庫として高床式の建物や貯蔵穴を作りました。

これは、床座を基本とする日本の住宅の原型といえるでしょう。

特に建築の様式が、現在見ることができる建物に、神社建築があります。

出雲大社の大社造と伊勢神宮の神明造が有名です。それぞれの特徴は次の

通りです。

大社造は切妻、妻入りを基本とします。切妻とは、屋根の形の事です。

妻入りとは、建物の出入り口が、正面を「平」とした場合、横の側面にある

場合をいいます。正面に対してちょっと控え目にしたという事になるので

しょうか。

神明造は、切妻、平入が特徴です。

建築構造としては、正倉院に見られる校倉造が有名です。これは、ログハウ

スと同じ工法で、木材を横に組み上げて外壁にする工法です。

古代のインテリアエレメントの多くは中国からもたらされたものが多く、次

のようなものがあります。

連子窓(レンジマド)縦格子の窓です。

胡床(コショウ)椅子全般の名前です。

唐櫃(カラビツ)脚付きの収納具です。

和櫃(ヤマトビツ)和式の脚付収納具です。

その他道具は、工具や耕起具、調理具などに石器を多く使いましたが、次

第に石器にかえて徐々に鉄器を使うようになりました。

青銅器は当初武器として、その後は祭祀具として用いられ、また農具や

食膳具などとして木器もしばしば用いられたのです。face02


今日はここまで。

古代の日本の住まいとインテリアについて



Posted by massan&junjun at 18:42│Comments(0)
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