2012年11月05日

のぼうの城を観た



じゅんじゅんです


土曜日まっさんと久しぶりに映画に行きました

いつになく夫婦50割引カップルが多く こんなことはおくりびと以来かな

のぼう様は城代にして君主のいとこだとか 

君主の奥方役で 鈴木保奈美がでていましたよ

週刊誌は彼女を負け組 山口智子を勝ち組設定したいようですが

どっこい さすがホリプロスカウトキャラバン 審査員特別賞

現役最後の役が大河の お染の方 復帰がお市の方

今回の奥方役も出ず入らずで こなしていましたよ

どちらの女優にしろ 15年とか休んでてメインキャストに復帰できる

んですから 中年女性全体から見れば どちらも勝ち組でしょ

史実によると この奥方は 君主の長女 甲斐姫には継母で

甲斐姫には二人の妹(三人とも奥方には継子にあたる)がおり

三人とも武勇すぐれていたという 甲斐姫 巴午前顔負け説も

あるらしいが 今回の主役はのぼう様なので さくっとその辺は

一エピソードに限定 そのためには姫は甲斐姫だけでいいし

実母か継母かも関係な~い とばかり 話は進んでいく


のぼうさまの下に 三人の武勇の武将

佐藤浩市にぐっさんに成宮くん 

秀吉方からは 三成に大谷吉継に長束正家 今回正家が一手に

悪役を引き受けてます

みんないいひとで 映画見た後 さぞやすっきりした気分と?

いいえいいえ 秀吉を敵に回して ハッピーエンドなわけがないです

でもでも 高松城の水攻めに成功する秀吉 それをみる佐吉三成の

あこがれに満ちた目を あの上地君が 演じちゃってます

それともあれが地なんでしょうか

大谷吉継 秀吉の落とし子説もあるこの武将を演じるは ちゅらさん

の弟 

この武将に 名乗りを上げたため ぐっさんと成宮君の演じる武将の

名前は記録に残ったんでしょうか 

秀吉は三献茶の男とあなどられる三成のために のぼうさまの城を

2万の軍勢で攻めさせるのだが。。。三成はあこがれの水攻めを

実行してしまう

映画としては この水攻めの前に一戦あり 開戦の太鼓あり 名乗り

合いありで 良い時代よのう と思って見ていると

なにせ500対2万の戦なので(しかも城にのこった侍が500で 籠城

する百姓を入れても三千とかなので)えげつない手も使わにゃ勝てない

それにしても 三成に武勲を立てさせるための秀吉の偏愛 散財

なぜにそこまで?

ひいきはうまくゆかず 石田堤は今も埼玉の地に残れどそれは

三成の戦下手 の証拠品となってしまったにすぎない

信玄堤のような治水事業とはちがうんだよ とまっさん


のぼう様は 野村万斎に合った役だとはおもうが

しかし 馬鹿かりこうかわからないのぼうさま という感じがしないのが

残念よね

そして残念と言えば甲斐姫 姫に見えない

どのくらい姫にみえないかというと 隠し砦の長沢まさみより姫に

見えません

大奥 綱吉編 の綱吉が管野美穂です 姫と言えば今や彼女の一人

勝ちです 35歳ですがなにか?です 武勇の姫には見えにくい?

全く姫に見えないより上でしょう

そこまで姫にこだわるのには ちょいとわけがあります

甲斐姫は秀吉の16人の側室のうちのひとりに数えられているようですが

(ネタばれとか怒らないでよ 史実だから)

秀頼の側室も同じく成田氏の女で 甲斐姫がその成田氏の女だと

言う説もあったほど 

秀頼の側室の成田氏の娘が 秀頼の一男一女を生み

千姫の助命で生き残ったこの姫が 鎌倉東慶寺に入ったので

この寺が縁切り寺として 特権を与えられたとか


秀吉は忍城を取り上げたが のぼうさまのいとこである君主は

別に領地を与えられた

忍城も 関東の砦城として 残されていく


成田氏は どっこいしたたかに生き残っていったんではないかと


特に秀頼の側室斡旋に関して 甲斐姫とか67で尾張で死んだ

とかいうのぼう様が 暗躍していたんでは などと想像してしまいます




Posted by massan&junjun at 00:16│Comments(0)
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