2012年09月17日
2級建築士試験を受験して(1)
まっさんです。
久しぶりにブログへの参加です。標題の通り、先週の日曜日
に建築士試験を受験してきました。今日は、その経過をご紹
介してみたいと思います。
当日の天気は晴れ。気温32度。9月9日とはいえ、誠に暑
い一日でした。私の受験地は、神奈川県にある専修大学の生
田校舎という所です。小田急線に乗って向が丘遊園駅で下車
して、バスで5分位の場所です。試験は11時から始まりま
すが、最近電車事故が多く発生するので、少し余裕を見て出
かけました。着いたのが10時位ですから、1時間前に着い
たわけです。バスの中で、たまたま受験予備校の受験仲間と
偶然会ったので、彼と少しの間、予想問題を話し合いました。
今回の製図試験のテーマは多目的スペースです。このテーマ
でそれまでエスキスの練習を15回ほど、角度を変えて練習
してきたのですが、広さがどれくらいになるのかで、その建
築計画は数種類のゾーニング例が発生してきます。では、実
際どの位の広さが出たのかというと、30㎡でした。それま
で70㎡以上を想定して練習してきたのですが、思ったより
狭いのと、主要室の広さが「適宜」とされたため、設計の自
由度が広がるとともに、そこには広さを説明する合理的な根
拠が必要になるわけです。最初の1時間から1時間半はエス
キスです。これは建築計画の事です。うまくまとまって1時
間位で終われば、製図の時間が多く取れるわけです。図面は、
一階平面図兼配置図、二階平面図、断面図、立面図、面積表、
部材表、主要柱の寸法、多目的スペースの計画理由といった
各図面を完成させなければなりません。時間は全部で5時間
です。私が受験した教室は階段教室という、よく映画館で見
られるような後ろの階高が前の席よりも高いスタイルの建物
です。受験票が貼られており、私の席は一番前でした。本来
は一番落ち着く席なのですが、平行定規を机上に載せると、
何とお腹がきついこと。つまり狭いのです。この姿勢で5時
間もの間、図面書きはきついですよね。その上、後ろの席の
受験生とは交互に席をずらして配置されているのですが、平
行定規の先端が背中に当たって落ち着かない事おびただしい
ものでした。兎に角、必死になってエスキスを参考に各図面
の作成が終わったのが3時半でした。4時間半かかったわけ
ですが、あとの30分は見直しの時間となる訳です。が、疲
労困憊しているため、問題のチェックに追われ、全体の見直
しが出来ないといった状況で、製図試験が終了しました。い
やー、疲れました。この続きは次回報告します。
Posted by massan&junjun at 17:25│Comments(0)