2012年08月07日

オスプレイに対する 只今の意見



じゅんじゅんです


きのうの天声人語に載っていた 原爆の開発者の言葉

「起きたことは私たちの想像をはるかに超えていた」

乾いた述懐と天声人語は言うが 政府も東電も 原発に関して

同じことを言ってます「想定外」だったと


ひとりを殺せば人殺しだが 大ぜいを殺せば英雄だ


逆に想像すれば 原発や原爆とちがって 事故が起きても犠牲者は

少ないとでも思っているのか

オスプレイは安全だという

車がいくら安全性をもとめて開発され続けても走る凶器であるように

プロペラが壱枚だろうと二枚だろうと 機械は機械じゃないか

いくら安全だと言ったところで 操縦するのは生身の人間じゃないか


機長!止めてください!!の逆噴射事件を忘れたのか


それに私は あのプロペラが二枚 平行に同じ高さに 機体の左右に

撮りつけられている 変形ヘリコプターをみて おもったのだ

かっこ悪い と

バランスを崩して 地面に片側から激突する場面まで 想像できる

サンダーバード2号 よりも格好悪いあの形は 玩具にしても売れない

にちがいないが


激突するのが 地面ならいい

しかし 実際にオスプレイが飛ぶのは われわれの住んでいる

地面の上空に違いないのだ


最近車のCMに 鳩の着ぐるみを着たキャラクターが はとぽっぽ

のメロディーにのって映るものがある

わたしはあのCMを観るたびに 思い出す事件がある


事件と言うのは 加害者と 被害者がいるからそういうのだが


ある日 パパは会社に出かけて行き 家には ママと小さな男の子が

ふたり

そこへ 米軍機が墜落したのです 

爆発炎上

パイロットは パラシュートで脱出したとか聞いています


突っ込まれた家の方では 3人が 瀕死の大やけどを負いました

ママと二人の小さな男の子は 別々の病院に運ばれました

そして。。。2度と会うことはできませんでした この世では


小さな男の子たちは おばあちゃんやおじいちゃんや病院の先生

看護師さんたちに励まされながら 辛い治療に耐えて 治ったら

ママに会えると 頑張りました


でも どうしても どうしても 助かることはできませんでした

お兄ちゃんは 最後の最後の時 「パパ ママ バイバイ!」といって

息を引き取りました


弟の僕は 命の灯が消えるその時まで 覚えたての歌を か細い声で

歌って逝ったのです 「ぽっぽっぽっ はとぽっぽ。。。。」 と


そうしてママは 二人のわが子が死んだことを知らされず

よくなって子供たちに会いたいと願いながら 亡くなったのです


オスプレイが一度でも落ちれば こういうことがまた起きるのです

しかも オスプレイは もうすでに 落ちているのです


機体の安全性を強調するあまり アメリカは 操縦ミスだと言っていると


そんなことは解っているのだ



日航機が落ちた時 夜じゅう 助けを求める人々の声がしていたそうだ

しかし一晩経って 助けられたのは たった4人だった

自衛隊のヘリコプターが助け上げる少女の映像

ヘリコプターは夜間飛べなかったのだろう

オスプレイは夜間飛べるのだろうか?

たとえばあの場面で 4人を一度に釣り上げることができるのだろうか?


一度に物資をたくさん運べるとは聞いた

どれほどの大きさなのか 民家に墜落したらどれほどの爆発炎上を

するのだろうか?

ガソリンをどれほど積んでいるのだろうか?


なでしこジャパンの誰が結婚してようとしてなかろうと そんなことは

いいから オスプレイが沖縄の小学校や幼稚園や民家や病院に

墜落炎上するシーンを 想像し 被害を想定する

そのくらいの番組を オリンピックの経過報告の途中ですがと

やってみてもいいんじゃないのかな


操縦ミスで 落ちて爆発炎上

そういうものは 安全とはいえないのだ

安全だから配備するなんて ぜ~んぜん信じられない世迷言なのだ


機械というものは 特にスピードを出す機械というものは

そのデザイン性と性能は 比例するものだという

性能がいいなら 美しいはずではないのか


私は 小さな二人の男の子と若いママの 悲しい話を けして忘れる

ことはできないし

あのCMで あの歌で ベッドに横たわる 全身が包帯に包まれた

小さな男の子の 映像が見える

小さな手を 思いきる振ることもできず 自分の命がもう消えるのを

自覚した小さなお兄ちゃんが ばいばい って 言う声さえ聞こえる


そしてもっともっと小さな弟は もっともっと小さな声で 最期には

お別れを言うってことも知らないから 自分がしんじゃうってことも

よくはわからなかったろうから やっと覚えた歌をうたって。。。

そして小さい命が消える瞬間にも ママは 抱きしめてあげることすら

できなかった

知らなかったし 知らされていても 抱きしめる力も皮膚も なかったかも

しれないのだ


私は 不格好な機械だと感じた 自分の勘の方を信じる

私は 自分の記憶に定着したこの悲しい事件を CMをみて ただちに

思い出し そしてオスプレイに当てはめてみてしまう自分の想像力を

けして恥じるものではない


Posted by massan&junjun at 14:11│Comments(0)
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