2011年03月26日
1年を振り返って
まっさんです。
来月から、新年度になります。
そこで過去1年間の総括をしてみたいと思います。
順序は講座が開催された曜日順とさせていただきます。
1. 建築構造、建築材料:木造の軸組み構造の基本か ら始まって、詳細
な施工法へとレジュメを使って授業が行われました。
特にこの分野は、暗記する項目がやたらと多いのです。
建築材料は、木の他にコンクリートや鋼材に関する事柄を 学びました。
一軒の家を建てるのに、材料、性質を見極めたうえで選定 して、施
工していくのは大変なことであることを学んだわけです。
顧客にとって、大事な財産なのですから、ちゃんと立場を わきまえ
て協力していくという姿勢が大切なのですね。
2. 建築基準法:云わずとしれた家やビルをたてるた めの国家が決めた
基準です。
単体規定から始まって集団規定まで学びました。
特に都市計画内の高さに関しては、道路斜線、隣地斜線、 北側斜線
など重要ですね。
3. 構造力学、材料力学:最初は静定構造物のつり合 い条件から始まり
ます。
姉歯事件があってから建築基準法が改正され、一段と構造 計算が重
要視されるようになってきました。
この中で基本となるのが、ΣX Y Mですね。
それぞれピン接点とローラーに働く応力を計算します。
そして、トラスの部材応力計算へと進みます。
梁や柱にかかる荷重を考えると、その太さや組み合わせ方 法を考え
ながら、適切に荷重をコントロールしていくのには、これ らは大切
な事柄になります。
材料力学は、部材の重心や偏心量を数値で表現します。
断面1次モーメントや断面係数などを勉強します。
ちなみに私はこの材料力学が一番好きな教科でした。
4. インテリア計画、建築計画:この分野は、インテ リアコーディネー
ターにとっては馴染みやすい分野です。
製図の際、エスキスを考える場合に重要になってきます。
5. 建築施工:工事現場で施工する場合に必要な事柄 について勉強しま
す。
この分野も実に細かい内容や覚えるべき単語が多いので す。
6. 建築設備:建物内部に関する分野です。
給排水配管や電気設備などといった分野の勉強をします。
この分野も覚えるべき項目がやたらと多いですね。
7. 設計製図:最初はトレースが中心です。
そして、1年時の期末には二級建築士の課題を解く能力が 付いてき
ます。
8. CAD:JW-CADによる平面図の作成が中心です。
最終的には立面図の作成まで行いました。
9. 材料実験:夏場の暑い時期にコンクリートの供試 体を造るのは大変
でした。
この作業はグループで行われましたので、チームとしての 団結力が
培われてきました。
10. パースペクティーブ:簡単そうで奥の深い製図の 授業でした。
簡単にこの1年間に習得してきた分野についてまとめまし たが、何
と多彩なのでしょう。というか、よく頭に入ったものかと 驚くばか
りです。
では、取りあえず本日はここまでとさせていただきます。
Posted by massan&junjun at 15:04│Comments(0)