2010年05月27日
目地割について
まっさんです。
関東は梅雨に入ったのかと思えるような天候が続いています。風邪などひ
かないようにして下さい。
さて、本日は、いよいよタイル別の張り方についてご紹介しましょう。
内装材と外装材では、その張り方に違いがあります。
まず、内装材です。最初は、内装壁タイルからです。
このタイルに多いパターンですが、通し目地が通っている「いも目地」、目
地が通っていない馬踏み目地(破れ目地)、ひし形に組んでいく四半目地が
あります。
トイレ等で、一番目にするのが「いも目地」でしょう。
廊下等には「破れ目地」も多いようです。
外装壁タイルでは、複数の張り方があります。
① 通し目地、
② 馬踏み目地、
③ イギリス張り、
④ フランス張り、
⑤ 縦馬踏み目地、
⑥ たて通し目地、
⑦ アメリカ張り、
⑧ たて張り(千鳥目地)、
⑨ やはず張り、
とまあかなり多様な張り方があります。
この中で、比較的に印象が深い張り方は馬踏み目地、通し目地、各種たて
目地でしょう。
明治時代の構築物には、イギリス張りも良く見かけられます。
では、珍しい張り方として「やはず張り」についてご紹介しましょう。
「やはず」とは、弓矢の矢の弦を受けるV字型の端の意味です。
網代張りとも言いますが、こちらの方は、竹皮、杉皮、など、斜めや縦横
に編んだもので、和風建築の天井や垣によく使われます。
外装床タイルの張り方もまた沢山の張り方があります。
例えば、ガーデン網代、バスケット、二丁網代、三つ目市松、重ね網代等
です。
文字だけで説明するのは、本当に難しいのですが、興味のある方はネット
や設備メーカーのサイトに紹介されていますので、ご覧になって下さい。
Posted by massan&junjun at 23:14│Comments(0)