2009年12月19日

歳末大検査 顛末




じゅんじゅんです


大腸内視鏡検査 終わりました。 胸のエコー(超音波検査)とマンモグラ

フィー 終わりました。

そこで、いったいどんなものか、少しお話いたしましょう。

内視鏡検査は、検査日の前日夜から始まると言っても過言ではないでしょ

う。

夜8時までに夕食。夜9時に下剤を溶かした水を200ミリリットル程飲み、

さらにただの水を200ミリリットル飲みます。ここでお通じがあります。

当日、検査時刻の4時間前に、経口腸内洗浄液をつくります。

まず、粉の入った袋に1Lの水をいれて粉を溶かし、さらに1Lの水を入れ、

この2Lの水のうちの1Lを、まず1時間で飲みます。

たいがいお通じがありますが、なければ続けてもう1Lを飲みます。

すくなくとも1.5Lは飲みきります。そして飲み始めから4時間の間にすべて

の便を出しつくし、水しか出なくなったらOKです。

そこまでで、気分の悪くなった場合は医師に連絡し、リタイアするか、少し

休んでトライかを判断してもらいます。

元気な方は検査室へGO.私の場合、家から1.5時間かけて

電車で行きました。

検査はそのような経過で始まるので、当然押していて、私の検査は、

予定の時刻から30分経って始まりました。

まず、女性の看護師さんが来ます。

すぐ、「消化器内科のOOです」医師が来ます。伏せているわけではなく、

一度名乗られただけで覚えられるほど、頭がよくないのです。

医師が看護師に麻酔薬について指示します。

医師が採血の時のようなチューブのついた針を刺します。

左手の親指側の手首の血管に。痛そうでしょう?

針は検査の間刺したままです。

ここから麻酔を入れます。私はお尻に穴のあいた青い紙のパンツ、長けは

ひざ上くらい、をはいていて、まず左を向いて膝を直角にしています。

するとめまいがします。これが麻酔が効いてきている証しだそうです。

画面が見たいので、眼鏡をかけました。

「ゼリーを塗りますよ~」う~ん 自分で塗りたいと思うが、ダメなのか?

看護師さんは割りと何もしない。女性なのだから女性が塗ってもらいたい。

麻酔が効いているのだが、肛門の感覚だけは残っていて、あと腸をのばし

内視鏡を押しこむとき、下腹は生理痛のような痛み、胃のあたりは内視鏡

がやってきたのがわかる、コリコリするというか、そういうかたい痛み。

ずっと左をむいていればいいわけではなく、「今度はあおむけになって右足

を左ひざの上に」とか、「今度は右向いて出来るだけひざを抱えて」とか、

そうですね、右と左とあおむけを3往復ぐらいしたでしょうか。

なんかそのあいだ、お腹のあちこちが痛くなるし、肛門が熱くなってるよう

な感覚があるし、画面に移るピンクの腸は、なんか自分のものとは

思えないし。

結局全体の1/3は画面が見られなかった。見る限りポリープもなく、

健康な腸みたい。しかし検査終了の頃には「なんか頭がすっきりしてます」

「もう麻酔切れちゃったかな。あなたの腸は人より長くてくねってるから

大変でした。御苦労さま。一応中和剤入れておきます」またチューブから

注射する。この間、どうしても内視鏡が奥へ行かず、医師がバトンタッチ

したのだが、この医師にかわったとたん、胃のあたりに痛みが走り「痛い」

と何度も言ったが、気にされず、どんどん奥へぐいぐい突っ込んでいった。

内視鏡は大腸の場合、どんどん先へ進んで行き止まりまで行き、

引いてくるときにゆっくり見ながら写真を取るらしい。

組織は取らなかった。

たぶん問題ないと思うが、写真をもとにまた医師が診断を下す。

麻酔注入から中和剤注入まで1時間以上かかりました。そのあと20分の

強制休養。わたしはベッドに横になりました。

入院してれば爆睡できるのに。

そして二日後、今度は乳がんの検査です。

10時から超音波検査。女性の技師でした。

予約時間よりも20分おして始まりました。

ゼリーは「温めてあります」というのだが、ちめたい。

そうかと思うと熱いときもある。

いたくすぐったいが、20分くらいで終わる。

次は問題のマンモグラフィー。予約時間ぴったりに呼ばれる。女性の声。

ほっとする。いつもの担当医が、「検査の結果を持って外科の乳腺外来に

行ってください。外科の先生が触診しますからね。」と言った時、外科の

医師は男性だが、検査技師はどちらの検査もきっと女性なのだろうと

思っていたが、やっぱりそうだった。

マンモグラフィーは小部屋に入って、上半身裸になり、バスタオルで胸を

かくす(縦に使い、巻いては駄目)検査台の前で氏名と生年月日を名乗り

本人確認。

それから片方ずつおっぱいを台の上に乗せて上から板を載せてはさむ。

息を吸ってはいてはさむ。さらにしぼる。もう片方の胸は自分で

画像に影を写さないように、手で押さえて台から引き離す。

おっぱいの泣き別れである。

この挟む時、おっぱいを台に載せるのは理にかなっていると思うが、

その台が長方形で角が直角で、おっぱいのつけねの腕の部分、

脇の下は直角じゃないので、とても不自然なかたちになり、不自然なだ

け、おっぱいが絞られる時、脇の皮膚や、鎖骨下の胸の上の付け根ともい

うべきところの皮膚が痛む。

赤くなる。「しばらく赤いかもしれませんが、大丈夫です」本当か?

なんか、確実に胸が何ミリか垂れたんじゃないだろうか。。。

歯科のレントゲンも大昔は大変だった。しかし90年代からは360度回転

するレントゲンの機械で、楽チンに検査終了するではないか。

なぜマンモグラフィーはあんな形なのだ?あんなに胸を絞るのだ?

おっぱいの魚拓を作るみたいに、おっぱいを優しく包みつつ、そのままの

かたちで、撮れるようにすべきではないのか?

少なくとも、あの台の形はおかしいだろう。

人間の体は曲線でできているのに、一番柔らかく丸い女体の部分である

胸からわきを預ける形があれでは、乳房というものが、歯よりも大事にされ

ていない、検査技術の遅れた器官だという気がしてくる。

某都知事が 生殖機能の衰えたばばあは価値がないみたいなことを

言っていたが、形を変えた女性蔑視として、

「がんになったら命が大事だろう。乳房などいらないんだから、取って

しまえばいい」という考えがあったのだ。

しかし膵臓や、盲腸でさえ、最近の研究では、今まで解明されていな

かった人体に必要なある種のホルモンを出しているらしい。

まして乳房は、母性や女性性の象徴である。

いままで「母性」としてはいたずらに尊重されていたが、「女性性」と

して温存や再建が当たり前になったのはつい最近のことだ。

しかも、最初から乳房再建を念頭に入れて手術してくれる技術のある

ところは少ないし、それを求めるとき、女性の年齢や社会的地位に

よって、差別を受けるということが無いわけではない。

早期発見を医療費削減の観点からしかみていないから、

あんな機械のまま、進化もさせず、いたずらに啓もう活動に

予算をつぎ込んでいるのだろうが無駄だと思う。

女性技師で乳房に痛みを感じない検査でなければ受けたくなくて当然だ。

マンモグラフィーを受けて、昼過ぎに髪染に行き、そのあとでクイックネイル

に寄った。ネイリストの女性は、「私がうけたマンモの技師は、日焼けして

たくましいんだけど、話し方が、『ちょっといたいわよ~がんばってね』

みたいな、あきらかに真ん中の人って感じで、女の人でも恥ずかしいし、

もちろんおとこのひとじゃ嫌ですけど、これはありだな~雇った人GOOD

JOBと思いましたよ」と言っていた。

う~ん 私は 真ん中の人なら 外見も真ん中じゃないと マンモの技師

としては受け入れられないかも。。。

胸を絞って息を止めている間の時間は1~2分だが、両方合わせて正味3分

かもしれないが、(わきをあわせたり、むねをひっぱったりで10分は

かかるけど)もうやりたくない。

(あ、4枚とるから正味6分か。四回胸がつぶされるの。

上下からと横からのを左右それぞれ2枚撮るから)

マンモは50歳以上は二年に一度が奨励されているという。

これから二年の間に、新しいマンモグラフィーの機械をだれか発明して。

特許取ってお金持ちになって。

それでも私は発明者に感謝するし、そういう機械が出来てこそ、

医療費削減にもつながるのではないだろうか。




歳末大検査 顛末



Posted by massan&junjun at 15:18│Comments(5)
この記事へのコメント
大腸検査…二度としたくないな〜(>_<)

あまりの痛さに、過呼吸になって大変でしたから…(´Д`)
Posted by ふたば・ひなのパパ at 2009年12月19日 17:35
ボクもイヤ
Posted by 倉石一成倉石一成 at 2009年12月20日 06:21
麻酔薬の注入も消化器内科医がしたけれど、本来麻酔医がつくべきではないかな。

麻酔医不足で検査どころか部分麻酔の手術の時の麻酔注射も

麻酔医でない医師がするけど、どうも効果的でない、麻酔そっちのけで自分の科の領域の処置に気が集中してしまうらしい。

患者の痛みがそっちのけになってる気がする。
Posted by じゅんじゅん at 2009年12月20日 12:47
住民健診で、乳がんに引っかかったので、先日大きな病院でマンモグラフィー受けて来ました。
マジ、痛かった!でも、技師さんが(男)すいませんね、ごめんなさいね。痛いでしょ。を連発するもんだから、いえいえあなたのせいではありませんからと言いました。挟むとこがほとんどないのを無理やり挟むのは至難の技だったことと思います。
結果は、セーフ!!でした。

検診は毎年受けましょう!
Posted by 梅子 at 2009年12月21日 15:21
私の場合 女性技師だったのですが

168センチの私に比べ 技師さんは150センチくらい

体の位置をいろいろ直してくれるのですが。。。

無理でしょ 頭の上におっぱいがあっちゃ。。。

背の高い女性技師と痛くない機械プリーズ!

マンモは二年に一度でいいとか 50歳以上でいいとか

いう意見もあるらしい。 私も毎年は 無理~
Posted by じゅんじゅん at 2009年12月21日 19:55
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