2009年09月30日
女の子の食卓
じゅんじゅんです
コミック本の大人買いをしました。
本屋の書棚を眺めていて、題名と言い、5巻まで揃っているところといい、
絵柄と言い、大人買いに持ってこいな感じだったので、ふつうは1~2巻
買って様子を見て、おもしろそうだったら続きを買うのだが、「女の子」と
「食卓」がテーマで面白くないわけがない!と決めつけて買ってきました。
一巻の最初からおもしろいのですが、内容は「女の子向き」というより、
「女の子だった人向き」かなあ。結構、12禁15禁18禁な内容も多いし。
もっとも13~14で「風と木の詩」や「はみだしっこ」なんか読んでたし、
11位の時、「赤と黒」も14の時、源氏と紫の上の新枕のシーンも読んだな。
11歳でも83歳でも、女の子なのかもなあ。。。
5巻を一気読みして、「これ、おいしいはず!早速作ろう。作ってまっさんに
食べさせたい!」と思ったのは、「妹の作る極上のスクランブルエッグ。」
不肖主婦歴10年の私め、知りませんでした!スクランブルエッグは湯せんで
作るものだなんて!
この妹は、玉子に触ることも出来なかったのに、そしていまでも卵を食べ
られないのに、全く自分のためでなく、夫のために毎朝、この「極上の
スクランブルエッグ」を作るんです。
「妹」気質の人って、勝てないなあ。。。私は作ってみて、手間がかかるけど
それ以上に「これ食べたらファミレスのモーニングのスクランブルエッグの
有難味がなくなったなあ。あれじゃ代用品にならないなあ」とは思ったけれ
ど、それほど美味しくできたけれど(湯せんからのおろし時がむづかしい。
あと米とぎ器― 泡だて器のぐるぐる部が半分の量 でずっとくるくるかき
まぜなきゃならないし、お湯が時々はねるし、腕が痛くなる)同時に思った。
「毎朝作るのは嫌だなあ」って。
だってそうでしょう。湯せんでぐるぐるかき混ぜる、で思い出すのって、
バレンタインデーに渡すための手作りチョコレートくらいでしょう?
あれは年に一回だから、中学生とか高校生とか、とにかく気持ちを込めたく
て作るものでしょう。ああ、毎朝気持ちを込めて夫のためにスクランブル
エッグ作るものなのかなあ。愛してたら?!
でも、毎朝卵二つ食べさてはいかんでしょ。「柔道ばしよる」中学生じゃ
ないんですから~
まあ、「女の子の食卓」ですから。メタボとかコレステロールとか食事制限
が必要な「彼」とかは出てきません。
切ない話も多いのですが、とってもこころに残るエピソードは「彼がたべさ
せてくれるアーティチョーク」女の子の気持ちがよくわかる。と同時に、
振られたくらいで約束破るなよ~男子!!ってこと。別れても届けなさい
約束したものは。それでこそ、次の恋では勝利者になれるのに。って男の
気持ちをわかってない意見でしょうか。
でもこの「彼」は、たった一度だけしか「そんなに私を喜ばせるのが嬉しい
の」と思ってもらえなかったのだ。好きな女の子にもう一度そう思って
もらえるチャンスを逃してるんですけど。
でもなあ。。。それって、しつこい、とか重たいと紙一重なのかもなあ。。。
あと、「麦茶」のエピソードも切ない。私の父も、お砂糖を入れた甘い麦茶
を食事の時にも飲んでいた。小学校低学年で、私はそれが嫌になり、別に
ストレートのを冷やしてもらっていた。
母は二種類の麦茶を常備していてくれた。
今は遊びに行っても近所のソバヤから出前を取ってくれるだけで、真夏に行っ
ても冷たい麦茶は出てこない。
私もこの夏は「六条麦茶」をまっさんに買ってきてもらうという体たらく
だった。
これから毎週日曜の朝は「極上のスクランブルエッグ」を作ってみるか。
Posted by massan&junjun at 20:51│Comments(0)