2009年07月26日

色彩について(その2)


まっさんです。

昨日に引き続いて、色彩についてレポートします。カラースキームには、定

まった方式というものがありません。しかし、大体はつぎのような方式で色

彩計画がたてられます。

まず、ベースカラーです。基調色ともいいます。この色を使う部位は床、壁、

天井などで大面積ですから、慎重に決定されなければなりません。当然なが

ら滅多に色の変更は行わないと考えられます。選択するときの注意として、

刺激の少ない彩度の低い色が通常選択されます。特に、天井は、圧迫感が感

じられないような色を選ぶべきでしょう。この場合は高明度の色が使われま

す。

一方、床は、逆に低明度の色を選択した方がいいでしょう。マンセル表色系

では、10YRがベターです。この色は、黄色の強いオレンジ色です。

次はアソートカラーです。配合色ともいいます。ベースカラーの次に範囲の

広い配色です。特にカーテンや家具などベースカラーに変化を与える役割で

す。

この色相の選択は、間違わないようにしなくてはいけません。出来れば、メ

インカラーと類似色相で明度や彩度で変化をつける手法が無難でしょう。

そしてアクセントカラー。強調色ともいいます。アクセサリーや絵画などを

選ぶ場合に選択する色です。私の場合は、メインカラーとアソートカラーと

補色関係にある色相を選びますね。例えば、メインカラーが薄い黄色であれ

ば、藍色の花瓶を選択して、フォーカルポイントに配置します。

なお、流行色を決める機関があります。この機関の名前は国際流行色委員会

という機関で、フランスのパリで年2回委員会が開催されて決定されます。face02

下の写真は、委員会の会議の模様です

今日はここまで。

色彩について(その2)



Posted by massan&junjun at 14:54│Comments(2)
この記事へのコメント
中途半端になっている、フラワーカラーコーディネターの勉強の事を思い出してしまいました!!どぎゃんかせんば!
Posted by 梅子梅子 at 2009年07月28日 10:31
梅子さん。多彩な趣味をお持ちですね!
趣味じゃなかったらごめんなさい。
今日は、ICスキルアップセミナーにいってきました。
セミナーの題は、カラースキームです。色の持つ特性をエレガンス、キュート、モダーン、カジュアルに分け、どの色がこの中に当てはまるのかをイメージします。
なかなか面白くて、ためになる研修でした。
Posted by まっさん at 2009年07月28日 22:17
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