2009年07月25日

色彩について(その1)

まっさんです。

ここのところ、雨が降り続いてうっとおしいですね。皆さん如何おすごしで

しょうか。

今日は、色彩についてレポートしたいと思います。

インテリアにおける色彩計画を、「カラースキーム」といいます。エレメン

トの選択、配置と同時にこのカラースキームが非常に大事です。この計画の

良し悪しによって、部屋のイメージが決定されるといえるでしょう。

しかし、人には色彩に対する感じ方が千差万別で、この決定にはなかなか難

しいものがあるのです。この調和に関する理論として、ムーン&スペンサー

の調和論があります。この理論は、色彩には、同一、類似、対照という感じ

方があり、その間に挟まれた部分が不調和域であるといいます。この理論も

実際にはあまり使われていません。では、どのようにして、カラースキーム

が決定されていくのかというと、今までの自分の体験してきたものの中から、

イメージしていくといった手法による場合が多いようです。

次に、配色のテクニックについてですが、色の位置関係や面積が重要な要素

です。それと、材質や光の効果などが影響することも忘れてはなりません。

ここで、色彩の効果についてですが、良く面積の大きいものは、明度、彩度

とも高く感じられるという事です。また、同じ面積を持つ色相の違う色同士

は、例えば補色(マンセル表色系で180度色相が異なる色相の事)同士な

らば「色」がくっきりとします。色というのはまた不思議なもので、調和し

にくい色でも、その色彩同士の境目に、白や黒、灰色といった線分をいれる

とすっきりとした感じがでてきます。これを「セパレーション効果」といい

ます。

下の写真はカラーアレンジメントチャートです。

本日はここまで。

色彩について(その1)



Posted by massan&junjun at 14:55│Comments(0)
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