2009年05月13日

アズレージョ

まっさんです。


今日はタイルについてです。

古代ローマ帝国ではモザイクタイルで床面を敷き詰めるといった例が多くみられます。

シチリアなどに行くと、皇帝の別荘跡等に、すばらしい施工例が多く見られます。

今回は、ヨーロッパ、特にポルトガルで有名なアズレージョについてレポートします。

八世紀前半から、イベリア半島にあるポルトガルとスペインは、イスラムの影響を多く受けるようになりました。

結局、イスラムの支配は15世紀まで続くのです。

この長い期間に渡ってイスラムに伝わるタイルの技術がスペインに伝わります。

13~14世紀にスペインのアンダルシア地方にタイルで家を飾る習慣が始まりました。

このタイルは多彩色であったといわれています。

一方、北アフリカでは、釉薬をかけて焼成したセラミックのモザイクが多く作られていました。

アズレージョはそのモザイクが発展したものです。

今日はここまで。face02



アズレージョ



Posted by massan&junjun at 22:29│Comments(0)
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