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2011年08月14日

インテリアコーディネーター(IC)と建築士の関係(5) 


まっさんです。

早いもので標題の連番が5回目となりました。

今日も、建築科の授業内容を紹介しましょう。

今日は、金曜日に開講している建築設計2です。1が何かといいます

と、1年生の時に製図のトレースを行ったのですが、その講座が1

になります。

最初から自分の考えた建物の設計図を簡単に作図出来るほど、製

図は簡単なものではありません。

建築設計2では、まず鉄筋コンクリート造の商店兼事務所の

トレースを最初にし久しぶりに設計台で製図を行いました。

まずは腕慣らしといったところでしょうか。

そして、次の課題が建築模型の作成でした。

設計の授業なのに、なぜ建築模型なのかと思われる方もいらっしゃ

るかもしれませんが、顧客に対する説明資料は、製図だけ

では説明不足なのです。

資料は、アイソメやアクソメ、立体図、断面図、そして建築模型。

そしてデジカメで撮影したものを、プレゼンボードにまとめるとい

った作業です。

従ってパソコンで使うアプリは次のようなソフトになります。

まず、フォトレタッチソフト。スキャンした画像をブラックシャド

ーで影出しします。

つまり立体感を出すわけです。

必要な箇所にグラデーションスールを使って3次元表現を施します。

特にらせん階段は難しいですね。

こうしてフォトレッタチソフトで画像処理したファイルを、今度は

ベクターワークスというキャドソフトにインポートします。

取り込んだ画像の縮尺は、画像処理の過程で勝手にサイズが変更さ

れてしまっています。

ですから、キャドソフトで縮尺の再設定を行わなければなりません。

そして、この作業が終了したのならば、レイアウトの決定を行いま

す。

この過程ではレイヤーの管理が重要です。

取り込んだ画像に説明用の文字を書いたりします。

枠の表示も大事ですね。

ここまで出来れば後はプリントアウトとなります。

どうでしょうか。設計の授業というよりまさにパソコンのスキルア

ップ授業ですね。

そして、今、設計課題に取り組んでいるのが、ギャラリィを持つ

オフィスビルという課題です。

自分で与えられた諸条件に則って、鉄筋構造による設計を行います。

私の設計したのは、5階建の「寄席が楽しめる環境共生ビル」と

いうものです。

1、2階にギャラリィを配置して、螺旋階段をとりつけます。

1階でも2階でも寄席を楽しむ事が出来る事をイメージしてみまし

た。

オフィスビルですから、快適な執務環境を造る事にも配慮していま

す。あまりながながと説明するのも飽きられてしまいかね

ませんから、本日はこれ位にしたいと思います。


  


Posted by massan&junjun at 11:20Comments(0)