2011年08月03日
インテリアコーディネーター(IC)と建築士の関係(2)
まっさんです。
本日は、先回紹介した学科(建築科)の内容をちょっぴりご紹介しま
しょう。
月曜日は都市計画と鉄骨構造です。
都市計画は、まずその歴史からはじまります。
都市計画法という法律は戦後になって登場しましたが、実はその祖
先たる法律は明治時代に遡る事が出来ます。
諸外国から時の明治政府は専門家を派遣してもらったり、東京の都
市計画を設計してもらったという訳です。
やがて、関東大震災といった大災害が起こり、その重要性が浮き上
がってくるわけです。
今年も東関東大震災がありましたが、ここでしっかりと将来を見据え
た都市計画を作成する事が大事ですね。
この科目は、都市の用途地域に介在する諸問題を見据えて、その解
決手法を模索していこうという学科です。
ですから、高所から計画を形づけていこうとする学科なわけです。
次に鉄骨構造です。
云わずと知れた高層建築物にはなくてはならない構造です。
鉄骨構造はその堅牢さと靱性が特徴です。コア部分を鉄骨で造って
耐火被覆します。
この学科はその鉄骨の作成法を学びます。
ここでは割愛しますが結構力学の知識が必要となってきます。
火曜日は構造力学2と鉄筋構造です。
一級建築士を受験する時に必要となる知識です。
固定モーメント法やD値法といった応力計算法が中心となります。
いわば理屈なのですが、逆にこれが分っていないと、不静定構造物
の設計が出来ないわけなのです。
ビデアで日本最初の高層ビルである霞が関ビルの建築過程を見まし
たが、コンピューターが登場する前ですから、構造計算は人間が上
記の手法を使ってやっていたわけです。
それが姉歯事件以来、コンピューターによる構造計算のチェックがよ
り複雑化してきていますから、意外に手計算の時代が再び来るんじ
ゃないのかと勝手に思っています。
しかし、最近のビルのファサードに良く利用されている構造体と建築
意匠の組み合わせはコンピューターの計算なくして出来る代物じゃな
さそうですね。
本日は、先回紹介した学科(建築科)の内容をちょっぴりご紹介しま
しょう。
月曜日は都市計画と鉄骨構造です。
都市計画は、まずその歴史からはじまります。
都市計画法という法律は戦後になって登場しましたが、実はその祖
先たる法律は明治時代に遡る事が出来ます。
諸外国から時の明治政府は専門家を派遣してもらったり、東京の都
市計画を設計してもらったという訳です。
やがて、関東大震災といった大災害が起こり、その重要性が浮き上
がってくるわけです。
今年も東関東大震災がありましたが、ここでしっかりと将来を見据え
た都市計画を作成する事が大事ですね。
この科目は、都市の用途地域に介在する諸問題を見据えて、その解
決手法を模索していこうという学科です。
ですから、高所から計画を形づけていこうとする学科なわけです。
次に鉄骨構造です。
云わずと知れた高層建築物にはなくてはならない構造です。
鉄骨構造はその堅牢さと靱性が特徴です。コア部分を鉄骨で造って
耐火被覆します。
この学科はその鉄骨の作成法を学びます。
ここでは割愛しますが結構力学の知識が必要となってきます。
火曜日は構造力学2と鉄筋構造です。
一級建築士を受験する時に必要となる知識です。
固定モーメント法やD値法といった応力計算法が中心となります。
いわば理屈なのですが、逆にこれが分っていないと、不静定構造物
の設計が出来ないわけなのです。
ビデアで日本最初の高層ビルである霞が関ビルの建築過程を見まし
たが、コンピューターが登場する前ですから、構造計算は人間が上
記の手法を使ってやっていたわけです。
それが姉歯事件以来、コンピューターによる構造計算のチェックがよ
り複雑化してきていますから、意外に手計算の時代が再び来るんじ
ゃないのかと勝手に思っています。
しかし、最近のビルのファサードに良く利用されている構造体と建築
意匠の組み合わせはコンピューターの計算なくして出来る代物じゃな
さそうですね。
Posted by massan&junjun at
15:13
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