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2011年03月10日

パースペクティブの演習を振り返って(3)


まっさんです。

前回まで、ICの2次試験に出題されたパースについて説明してきまし

た。

今日は、昨年の4月に話を戻したいと思います。

専門学校のパースの授業は、製図室で行われます。

実際、線を描くのも製図台を使って作業するので、しっかりとした作

図をすることが可能です。

最初の授業は、川筋にある2世帯住居のパースによる作図という課題

が出題されました。

私は、ある程度線を確認しながら、多分外観パースをかけばよいのだ

ろうと勝手に解釈して、線を引き始めたのですが、どうもうまく描け

ません。

あとで考えると当たり前なのですが、図面を描く為の資料が、2表ほ

ど別に造らないと、外観パースは描けないのです。

あとで聞くと、パースの教授が各人の力を推し量るために、自由に絵

を描かせたというのが最初の授業だったわけのようです。

パースなぞ簡単だと思っていたのですが、最初の授業でICのプライ

ドも折れてしまったような気がします。

ま、これで良かった訳なのですが。・・・。

ただこのパースペクティブの作図法の奥行きの深さについて、最初の

授業から体験させられたというのは本当に良かったと思います。

2回目からは、パースの基礎を学習するため、まるでパズルを解くよ

うな課題がかなりの期間こなす事になりました。

多角形の1面から4次元の造形へと推理を踏まえて描いていくという

のは、かなり想像力がたくましくないと難しいものがあります。

そして、ようやくパズルの解き方も一段落して、早、半年が経ってい

たのでした。

読みがだいぶ深くなったような気もします。

建物の形状を見て、おおよそのラインが描けるようになってきた訳で

すね。

そして、10月なると、ある課題が出されました。

その課題とは、有名なミ-ス・ファン・デル・ロ-エ氏が設計したフ

ァンズワース邸のパースの作製でした。

以下、次回へ。



  


Posted by massan&junjun at 20:50Comments(0)