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2011年03月08日

パースペクティブ演習を振り返って(2)


まっさんです。

パースペクティブの続きです。Ic2次試験の課題ですが、前回は玄関

部の応接コーナーまででした。

手順も前回説明した通りに仕上げていくのですが、このパースペクテ

ィブによる作図は縦の軸組み見切り線がやたらと多くなるため、しば

らく作図して見返してみると、さっぱり何の線なのか解らなくなって

しまう場合があるのです。

特に、飾りがある造作などは、作図ラインが複雑で、線にメリハリを

付けておかないとそれこそ外観さえも解らなくなってしまう場合もあ

ります。

次に玄関西側にある靴箱の作図にかかります。

土間から10cm位の所に奥行き30cm位の石段を備え、丁度木製靴

箱の下段と高さがあうようにします。

5段位(@150mm位に設定)にすると高さが丁度80cm位になりま

す。

デスクトップ部は鏡をセット。天井面には、ダウンライトを2灯設置

します。

仕上げはウレタンクリア塗装とします。

上り框は石段から10cm上部になります。

床材は無垢のフローリング仕上げとします。

東の壁にはタペストリーを架けられるよう下地補強をしておきます。

そして西側は直階段が配置されます。

階高は3000mmですから段数は17段位とします。

手すりも忘れずに作図します。

設計課題の条件の中に、大小の絵画がかけるという指示があったので、

階段の西側の壁にそのスペースを計画します。

絵画のちょっと上にプラケットもセットしておきます。

ここまでをパースラインを参考に平面図を参考にして一気に仕上げま

す。

内観パースは一番手前の両側のパースラインが高低のメルクマールと

します。

ですから、内側の造作の高さを手前でとって、VP点と結ぶことによ

って作図していくのです。

最後に北側の壁と照明、天井面の作図をして、色彩をすれば完成です。

この続きは次回へ。


  


Posted by massan&junjun at 21:02Comments(0)