2010年05月18日
タイルの表面加工(面状の種類)
まっさんです。
5月もいよいよ後半ですね。本日はタイル表面の加工についてご紹介しま
す。
タイル表面のイメージは、人それぞれ好き嫌いが分かれるところです。表
面に現れる種類についてご紹介しましょう。
① フラット面
砂、シャモット等の添加物を加えていない原料から焼成して成形され
ると、フラットな面状が作り出されます。
② ラフ面
湿式押出成形時に素地の表面を一皮むき、添加物を加えて表面に引っ
掻いたような粗い面を作り出す。
③ スクラッチ面
湿式押出成形時に素地の表面を釘などで引っ掻いて作り出す。
④ はつり面
乾燥したタイルの表面をノミなどで粗くはつって作る。
⑤ ブラスト面
焼成後、表面に小さな硬球を打ち当てて作り出す。
⑥ セミ面
表面に添加物のぶつぶつをだす。
⑦ ローラー面
湿式押出成形時に模様付きローラーで表面をころがして模様をつける。
⑧ 割肌面(テッセラ面)
乾燥した素地を二つに割って焼成して作る。
⑨ 磨き面
焼成後、表面を研磨し鏡面状にしたもの。
⑩ 特殊面状(湿式製法)
押出し成形するときに凸凹の模様をつけたもの。
⑪ 特殊面状(乾式製法)
金型に模様をつけて成形する。
このように、いろいろな表面加工が可能なのが、タイルの特徴です。
是非皆さんもいろいろ研究して、工夫してみてはいかがでしょうか。
Posted by massan&junjun at
23:37
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