2010年04月03日
刺繍について
まっさんです。
昔、家庭科の授業で、刺繍をしたことがありますが、生来、手先がぶきっ
ちょなもので、友達がうまく刺繍しているのを見てうらやましく思ったも
のです。
この刺繍について、2種類を紹介しましょう。
まずは、タフテッドカーペットです。
あらかじめ織られた基布の上から糸を通した針を突き刺し、裏側でその
糸を捕まえてパイルに仕立てます。
まあ、基布にパイルを刺繍して植えつけるといった方がわかりやすいと
思います。
植えつけは1台に千本以上の針を使います。
そして、植えつけた後にラテックス(ゴムの事)で裏側を固定して抜け
なくします。
このままでは、弾力性に乏しいため、ジュート基布やフェルト基布を貼
って踏み心地を良くします。
このタフテッドカーペットは、高速生産が可能で、従って価格も低価格
です。良くバーゲンで特価として売り出されている無地のカーペット類は
おおむねがタフテッドカーペットです。
では、もうひとつ紹介しましょう。フックドラグです。
製法はタフテッドカーペットと同じですが、タフテッドの植えつけ機が
1台に千本以上の針を使うのに比べ、フックガンという工具を使って1本
ずつ針を差し込んで作ります。
このフックドラグの特徴ですが、色、柄、パイルの密度をコントロール
出来ます。
その結果デザインに多様な工夫をすることが出来ます。
しかし、1日に生産できるのはせいぜい5㎡といわれています。
われわれの身近で見る場合、アクセントラグとかフックマットとか言わ
れて売られているのがだいたいこのフックドラグで造られています。
Posted by massan&junjun at
13:48
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