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2009年08月15日

日本人の平均的な身長について


まっさんです。

だいぶ暑い日が続きますが、暑さに負けないよう頑張りましょう。

今日は、我々日本人が生活する上で、重要な指標である体の寸法についてレ

ポートします。

よく欧米人とアジアの人びととの体格の差が注目されます。

でも、欧米の家具とアジアの家具とサイズを比較してみるとそんなにサイズ

自体が大きくなるということはありません。

何故かというと、欧米人は手や足が長いのであって、体幹はそんなに違わな

いのです。

簡単な例ですが、日本人の肩幅は、約60㎝が標準ですが、欧米人でも大き

い人でも約70㎝といわれます。

ですから、ソファーを例にすると、欧米から輸入された家具に座ってみると

寸法がよく合うのです。

いわゆる、ユニバーサルデザインでしょうね。

では、本題に戻ります。

インテリアの空間や製品を設計する場合、「あき」や「ゆとり」について考

慮しておかなければなりません。

たとえば、座面の奥行は、人間の腰が椅子の背にあたる部分から膝の曲がる

内側の寸法通りに作ったとしたら、座り心地は悪くなってしまいます。

膝の内側を圧迫しないよう少し短めに作ることによって、「あき」が生まれ

るのです。

では、日本人の体のサイズはどれ位なのでしょうか。戦後日本人の平均身長

は、1年間に約1mm伸びてきたといわれています。

最近は鈍化してきているようですが、成人男性が165㎝、成人女子が155

㎝です。だいたいこの位の身長で家具の製作をする場合は目安とされるわけ

です。

たとえば、建物の出入り口ですが、出入り口が低いと頭がぶつかってしまい

ます。

ですから、次のような計算をして、頭がぶつからないようにします。

「平均身長+標準偏差σ×2」で計算します。

この計算結果、175㎝となります。

出入口の高さは、最低でも175㎝は必要であるということです。

実際、日本人の平均的な間口の高さは180~190㎝といわれています。

本日はここまで。

  


Posted by massan&junjun at 20:12Comments(0)