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2009年08月03日

リュブリャーナ


じゅんじゅんです。

NHK/BS 朝の番組を見ていたら、「プレチニク」という建築家につい

て話してるようだったので、ブログノネタニナルカモと、耳をそばだててい

ました。

なんども「リュブリャーナ」と言ってるので耳に付き、確かめるとこれが、

スロベニアの首都の名前、なんでした。

「愛する」という意味があるのよ。と住民が語っています。

しばらく番組に見入ってしまうくらい、なんというか、田舎でした。

のんびりしていて。90年代にソ連から独立したというだけあって?

70年代のヨーロッパの田舎みたいというか、イギリスのコッツウオルズ

地方の雰囲気のまま街、というか。

行ってみたいと思いました。

ダンガンツアーじゃなく、のんびり最低半月くらい。。。

のんびりしてるけれど、どこかカプリ島の山の上の裏通りみたいな雰囲気が

あって、すがすがしいほどさびしいけれど暖かいっていうんですか?

すっかり画面に見入ってしまった。

親子三代で木型から作ってる靴屋さんがあって、三代目だというおじいさん

が、渋かった。爺さまもえ~な私には、ストライクなおじいさまで、本人も

自分の渋さに気づいてるらしく?

「息子は母親似なんだよ。。。」なんて言ってる。太っちょのおじさんも、

商店主らしくていいけど、渋い職人気質の塊に見えるおじいさまの魅力には

かなわない。

ほそっこい孫息子が売り子で、3人だけで店をやってるそうだが、店に片方

づつ飾ってある婦人靴の数々が、なかなかおしゃれでした。

正統にして先端という感じ。

真の職人の仕事だ。

街も古い様式の建物をプレチニクが中興の祖となって手入れしたらしく、

古き良き時代の雰囲気を意識的に温存してるよう。

古い建物と建物の間に生活道路として使われてる細い道がある、とみてみる

と、石畳の石がころころと丸いタイプで、乳母車もガタガタするくらい凸凹。

住民に聞いてみると、「防火用に空けてある隙間」だそうだ。

で、水はけを良くするための丸石か?と思ったが、細く歩き辛くして、人通

りを少なくし、風だけが通るといった隙間を作っておいて消火時に活用し、

類焼も防ぐというための隙間らしい。

昔は建物と建物の間には、隙間を作ったんだよ、と物知りのその住人は教え

てくれました。

聞きましたか?古き良き習慣だと思います。意地汚く土地ぎりぎりに建物を

建てあうのは、やめたいものですなあ。街の雰囲気がやさぐれるのは、そん

な余裕のなさから始まるのではないかと思ったことでした。
 
下の写真がリュブリャーナ城内です。

  


Posted by massan&junjun at 21:54Comments(0)