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2009年07月08日

未亡人

じゅんじゅんです

この いまだなくならないひと と読める未亡人という言葉、最近、控えら

れることが多いようです。後家さん という言葉より以上に聞かなくなりま

した。

叔母が亡くなった叔父の同窓会通信で、「OO氏の**未亡人」と書かれて、

「未亡人だって。。。」と複雑な表情をしていましたが、私自身は若い頃、

未亡人というものに憧れたことがあったのです。

もちろん、メリー・ウイドウでなければなりません。

健康でお金持ちな未亡人。仕事もしなくてよく、家事もさぼれる自由人です。

しかし日本の税制では、また相続法では、未亡人は必ずしもメリーではあり

ません。老いては子に従え とばかりに、遺産は子供と半分ずつにしろと

いうのですから。

平均寿命の差から考えて、すべての既婚女性は7年くらい未亡人として過ご

さねばならない計算になります。たいがい妻の方が年下ですし、あくまでも

平均寿命ですから、たいがいの未亡人歴を調べると、だいたい13年くらい

とかいうことです。

つまり女性は、夫の死後、未亡人として15年ほど暮らしていける経済力が

必要だということです。

老後の資金を考えるとき、夫婦二人でいくらかかるかを考えて蓄えるので

しょうが、ひとりになったとたん、半分子供に持っていかれたらどうなり

ます?

ひとりなら半分で大丈夫ですか?そんなことはないでしょう。

でも遺族年金も、妻一人になったら、減らされてしまいます。

メリー・ウイドウになるためには、政府はあてにできない、子供も当てに

できない。

ただ一番重要なのは、健康です。夫より先に死んでしまっては未亡人には

なれません。

未亡人の究極の自由は、どんなインテリアにしようが、どんな絵を飾ろうが

散財に文句を言う人(夫)がいないってことです。

女三界に家なしと言われた時代でさえ、父親の言うことも、夫の言うことも、

息子の言うことも聞かなくていい未亡人(ただし裕福な)という、女の唯一

自由な時代を、私も過ごしてみたいと、若い頃の私は夢見ていたのです。

今?目先の健康でせいいっぱいです。まっさんより長生きなんてとてもとて

も。

  


Posted by massan&junjun at 21:56Comments(0)