スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2009年06月08日

平安時代の家具について

まっさんです。

今日は、平安時代に使われていた家具についてレポートします。

まず、間仕切り家具の種類についてです。現代の家具と名称は異なります

が、現在でも使われているものもあります。

まずは、「屏風」(ビョウブ)です。平安貴族の館でもちょいとした間仕切りに

きっと多用されていた事でしょう。

*几帳(キチョウ):T字型の骨組みに布をかけたものです。防寒の目的などに

使われました。

*壁代(カベシロ):母屋と庇の間仕切りに用いられました。壁の代わりになる

のではなく、もっぱら垂れ幕として用いられました。

*衝立(ツイタテ):現在でもよくつかわれています。

次は収納具です。

*厨子(ズシ):中国製で観音開きの戸棚です。

*逗子棚(ズシダナ):逗子に棚が組み合わされたものです。

そして、座具。

*畳:平安時代には、まだ一般的に使われるのではなく、貴人がもっぱら使用

しました。

最高の意匠は「繧繝縁」(ウンゲンベリ)そして、高麗縁が続きます。

*しとね:正方形の座布団です。こういう名前の座布団で昼寝したいもの

です。

*円座(エンザ):文字通り円形の座布団です。

*むしろ:上席に敷く布団の事。

*ふすま:建具ではありません。掛け布団の事を指します。

*倚子(イシ):椅子の事です。

*床子(ショウジ):ベッドのような椅子です。

如何でしょうか。昔の生活用品が現在でもそのまま使われているものも

あるのです。昔の生活の知恵、恐れ入りました。face02

今日はここまで。



  


Posted by massan&junjun at 22:24Comments(2)